2章 太正維新篇 花萌える帝都後編
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歓迎会のその日の夕方・・・
「ねえさくらお姉ちゃんなんで織姫さん怒ったんだろう?」
「さあ、また大神さんの病気が出たんでしょ多分」
「それなら仕方が無いけど、さくらお姉ちゃん。夕飯食べたら僕を、織姫さんの部屋に連れて行って」
「ええ、いいわよ」
そして夕食後・・・
直哉とさくらが織姫の部屋の前に行くと、大神がいた。
「織姫君開けてくれ。お願いだ」
「嫌です。私は、直哉君以外の大人の男となんて話したくないデース」
「そこを何とか、頼むよ織姫君」
「・・・」
「織姫さんさくらです。少しお話したいんですけど、開けてもらえますか?」
「何ですかチェり−さんお話と言うのは?」
「あいた」
「織姫さんごめんなさいお話があるのは僕なんです、お部屋に入ってもいいですか?さくらお姉ちゃんと」
「いいですよ、入ってください二人で」
そして、直哉とさくらは、無事織姫の部屋に入る事ができたが、大神は入れなかった。
「少尉さんは駄目です」
「何で、俺だけが駄目なんだー」
大神の叫びが、帝劇中に響いた。
「それで直哉君私にお話とは、何ですか?」
織姫さん今日の夜僕の仕事に、付き合ってください」
「直哉君の夜のお仕事ですか?」
「はい、劇場の見回りです」
「な、何で、直哉君が、夜のお仕事してるんですか、直哉君は早く寝ないと、駄目ですよ」
「うん、わかってるけどそれは、でも今日まで男が僕しかいなかったしね」
「さくらさんそれは、本当なんですか?」
「ええ、昨日まで私と、直哉君二人でしてたんです」
「わかりました今日私も、行きます」
「本当ありがとう、織姫お姉ちゃん」
「私が、お姉ちゃんですか?」
「あ、そうだよね。織姫さんは、日本の男は嫌いだし、馴れ馴れしいよね」
「そんな事ないですよ直哉君」
「じゃあ織姫お姉ちゃんまた夜ね」
「はーいまたデース」
そして、直哉とさくらは、織姫の部屋を出たのだった。
夜見回り中・・・
直哉とさくらは、夜の見回りをする為織姫を迎えに行き、一時間見回りをし、最後に行った場所は、売店だった。その時織姫が見知らぬ少女のプロマイドを手にして、さくらに質問した。
「さくらさんこの少女は、誰ですか?」
「ああ、その子は、女装した直哉君ですよ」
「えーーこれが直哉君ですか?綺麗です」
「米田さんの考えで、隊員は全員舞台役者として、働くという考えで、直哉君も女装する事にしたんです」
「そうなんですか?華撃団の隊長の直哉君が、舞台に立つなんて、凄いですね」
「
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