Another15 孫を強請る者
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したフォースメタル。Xハートの強化の為じゃ。このカプセルにXハートを入れれば、アルティメットアーマー、ヘルメスアーマーとイカロスアーマー以外の強化アーマーが解放される。』
アリア「イカロスアーマーとヘルメスアーマーは今の新型アーマーには合わないから無理だったんだよ。大体あれはニュートラルアーマーじゃないと使えないしね」
ライト『さあ、エックス。Xハートをカプセルに入れなさい』
エックス「は、はい…」
Xハートを取り出してカプセルに入れるとXハートが淡い光に包まれていき、次の瞬間、光が消えた。
ライト『さあ、エックス。Xハートを』
エックス「はい」
Xハートを手に取り、拡張スロットに差し込むと歴代のアーマーの殆どのアーマーが解禁されていた。
エックス「ありがとうございますライト博士」
ライト『いや、頑張るのじゃぞエックス。ここにいる仲間達とルインと共に。ところでエックス。お前に頼みたいことがあるのじゃ』
真剣な表情で言うライト博士にエックスも自然に表情を引き締めた。
エックス「何でしょうか?俺に出来ることなら何でもします」
ライト『っ、そうか!!やってくれるか!!ロックもブルース達も頼む前にこの世を去ってしまったからのう……』
エックス「はあ…?」
ライト『単刀直入に言おう。エックス、ルイン。わしに孫の顔を見せてくれ』
ルイン「はい?」
エックス「ま…ご…?」
その言葉を理解するにはかなりの時間を要したが、理解した瞬間、2人の顔は茹で蛸に。
アリア「ライト博士、グッジョブ!!」
親指を立てるアリア。
ルイン「ふええ!!?」
エックス「ラ、ライト博士!!何馬鹿なことを言ってるんですか!!大体孫ならソニアがいるじゃないですか!!」
ライト『孫は何人いてもいいんじゃ。流石に人ならざる身では孫を抱くことは叶わん。しかし、見て話すことは出来る。そしてその孫と戯れることが今のわしの平和以上の夢なのじゃよ。…エックスよ、お前はわしから奪うというのか!!?孫と戯れたいというささやかな夢をこのわしから!!?』
エックス「あ、あのその…」
ルイン「うう〜」
ルナ「何かよ〜、息子夫婦に孫を強請る祖父ちゃんみてえな構図だな」
ゼロ「Dr.ライトにも余裕が出来てきたと言うことだろう。少なくとも孫をみたいと言い切るくらいには」
アリア「さあて、エックス君とルインちゃんの子供の設計図作らないとな〜」
強化ついでにライト博士からも子供を強請られるエックスとルインであった。
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