035話
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槍、どちらが敗北したとしても可笑しくは無い状況……だったがカルナの身体の一部が薄れていき消え始めた。それを見て勝ったと確信したジークはゆっくりと倒れこみ瞳を閉じた。
「………しょ、勝者。カルナ!!!!」
だが最後まで立っていたのはカルナだった、実質的に勝利したのはジークだろうがカルナが勝者となった。そう判断されてしまった。
「後一歩……お前が倒れるのは遅かった俺の負けだった………否今でもお前の勝ちだ。称えよう、竜騎士よ―――
そしてすまない」
ゆっくり残った右腕を上げたカルナの手には銀色に輝くARMが握られていた。
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