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逆襲のアムロ
4話 天才の思惑 9.21 サイド6 6バンチコロニー 
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かった。あっという間にメラニー・カーバインにたどり着き、
ホワイトベースへの乗艦を取り付けた。






9.22 サイド6宙域 * ホワイトベース 艦橋



9月22日、ホワイトベースはウォンとメラニーを乗せ、フォン・ブラウンへ出港した。
もちろん1人の男も乗艦した。そして、メラニーがその男を艦橋にて皆に紹介した。



「1人クルーが増えることになった。機械や宇宙工学に飛び級でかつ博士号も取得している。そしてパイロット養成でインダストリアルにも出向し並々ならぬ成績を残している。私も学科の教員も太鼓判な優秀な人材だ。入りたまえ」


そう言うと、一人の長身の均整とれた若い男性が艦橋に入ってきた。



「予備役だったが、このたび中尉で軍籍に復帰することになったパプテマス・シロッコくんだ。仲良くしてやってくれ」



「紹介預かりました。パプテマス・シロッコです。お見知りおきを」



シロッコは皆に握手をして回った。アムロにも握手を求めてきた。



「アムロ君だね。よろしく。君にいろいろ教わりたいと思っている」



「そう。よろしく」


アムロは突然のシロッコの襲来にリアクションが返せなかった。
厄介事が増えたのか減ったのかが今の自分には見当が付かなかった。


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