いざ異世界へ!
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転生してから14年。
現代となんら変わらない世界へと生まれ落ち、3歳で記憶を取り戻した俺は、何時しか異世界へ行ったとき、魔物に襲われて死なないようにするため特訓を開始することにした。
筋力トレーニングも宛ら、特技、呪文の練習など、兎に角がむしゃらにやってきた。
そして約一年前。自分自身のステータスが見れることに気付き、見てみたらビックリした。
門増賢人
職業 中学生
HP 999 MP999
力 999
身の守り 999
素早さ 999
器用さ 999
賢さ 127
特技
せいけんづき
しっぷうづき
ばくれつけん
まじんぎり
さみだれぎり
つるぎのまい
ギガスラッシュ
ジゴスラッシュ
呪文
メラ系
ギラ系
バギ系
イオ系
ヒャド系
ディン系
ホイミ系
マホヤル系
スカラ系
インテ系
ピオラ系
その他フィールド系
………………うん。
取り合えずやり過ぎた。
何故か知らないけど熱中し過ぎたんだと思われる。賢さが低いのはしょうがないと思うけど。
まぁこのステータスで何かを壊してしまうと言うのは無い。
防御とかはともかくとして、力とかは意識しなければ日常生活に異常をきたさない。
ぶっちゃけ俺一人で行けるんじゃないかと思ったわけだが、モンスターマスターになるわけだから気にしない方向でいくことにした。
ともあれこうしてバリバリなチートになったわけだが――――
「やあ」
現在、俺の目の前に不思議生物もとい、わたぼうらしき生き物がいる。
「えー、どうも?」
「うん。ボクの言葉は分かるみたいだね。
ところで君の名前は?」
「門増 賢人だけど…」
「ケント、だね。
ボクはわたぼう。モンスターマスターを探しているんだ」
テリーはどうした?
まぁ聞くと不振だろうし、取り合えず流れに乗るか?
「モンスターマスターって?」
「僕たちのような魔物と仲良くなれる職業だよ」
超大雑把なんですけども。
「……俺が、モンスターマスターになれるのか?」
「うん。君からは才能を感じる。ボクと一緒に来てくれるかい?」
「…分かった。ちょっと待っててくれる?」
そう言うと用意しておいた制服と道具袋、修行で愛用していた木刀を持つ。
「準備完了。で、どうやっていくの?
落とし穴からあぼーんはやめてくれよ?」
正直2度と体験したくない。
「あぼーん?良くわからないけど、ついてくるといいよ」
そう言うとわたぼうは俺の部屋にある押し入れを開き、その中へとダイブした。
「……まさかの押し入れ………そこから来たのかよ…」
眠
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