いきなりの勝負
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じゃあ!」
『オォォォォッッ!』
ーマグノリア公園ー
ここ、マグノリア公園ではナツVSグレイの勝負が始まろうとしていた。
「準備はよいか?ナツ、グレイ。」
「おうよ!」
「燃えてきた!」
マスターの言葉にグレイは手に冷気を漂わせて、ナツは手に炎を纏わせて応えた。
「では…初めっ!」
「「ウオオォォォオ!」」
マスターの掛け声と同時にナツとグレイは叫びながらそれぞれの相手へと向かった。
「アイスメイク…槍騎兵!」
「うぉ!氷か!」
先手を打ったのはグレイ。ナツはギリギリ避けたが、左頬にかすり傷がついた。
「火竜の鉄拳!」
「うおお!」
「ナツ、やるな!」
ナツの攻撃がグレイに当たり、ワカバがナツを称賛する。
「アイスメイク、床!」
「ん?何だ?」
グレイは手を地面につけ、凍らせて行った。すると走っていたナツは…
ズッテーン!
「ウギャ!」
滑った。
「隙あり!アイスメイク…戦斧!」
「うぉ!」
グレイは自分で造った斧をナツへと振りかざした。当たる!その場にいた全員がそう思った。が、
「ふん!」
「!?」
なんと、白刃取りで受け止め、さらに炎で斧を溶かした。これにはさすがにグレイも目を見開いた。
「火竜の咆哮!」
「くっ。」
ナツは口から炎を吐いたが、グレイは咄嗟に身を屈めて避けた。
「そこまで!」
『!?』
突然、マスターが終了を示す言葉を発した。これには全員が驚愕した。
「この勝負、ナツの勝ち!」
「よっしゃぁ!」
「!?」
ナツは喜び、グレイは納得がいかなかった。だがマスターはシュレVSエルザの勝負があるから、と言ってグレイを宥めた。
「ゴホン!では、第二回戦はシュレVSエルザじゃぁ!」
『オォォォォッッ!』
マスターはそう言い、シュレとエルザにこちらに来なさいといい、向かい合わせた。 その際にシュレがナツとすれ違うと、ナツは「頑張れよ」と呟いた。シュレはその呟きに応えられるよう、気合いを入れた。
「準備はよいか?シュレ、エルザ。」
「はい!」
「おぅ!」
マスターの掛け声にエルザは別空間から剣を出して、シュレは手に雷を纏わせて答えた。
「では、初めっ!」
「ウオオォォォオ! 」
「ハアアァァッッ!」
両者共に動き、叫びながらそれぞれの相手へと向かった。
ガキィン!
エルザの剣とシュレの拳が当たり、辺りに風圧がかかった。
「換装!雷帝の鎧!」
「雷竜の咆哮!」
エルザは対雷用の鎧に換装し、シュレは咆哮を放った。シュレの咆哮は凄まじく、対雷
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