暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another14 朱の舞姫
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閉じていた目を開くとシナモンの身体が光り輝き、自分達の周りにバリアが張られていた。

マリノ「シナモン…」

シナモン「ルナさん達は絶対に死なせません。私はルナさん達みたいに強くないし、武器がないと戦うことも出来ません。でも……」

スパイダー「………」

シナモン「皆さんを守りたいって気持ちは誰にも負けません!!ハイパーモード・アイアンメイデン!!」

シナモンのアーマーが漆黒に変わり、メイド服を思わせる物に変化した。

スパイダー「ん?おい、エネルギーが…」

ルナ「これもフォースメタルジェネレータの力の1つなのか?」

ゼロ「大した物だ。」

笑みを浮かべながら立ち上がるゼロ。
そうだ、諦めている場合ではない。
つい最近まで戦いとは無縁だった少女が勇気を振り絞って自分達を守ってくれている。
彼女の勇気に応えなければ。

ゼロ「誰も死なせはしない。誰1人な!!ハイパーモード・ディフェンスフォーム!!」

シナモンの勇気に呼応するように発現した新ハイパーモード・ディフェンスフォーム。
名前の通り防御特化型の形態だ。

マッシモ「新しいハイパーモードだ!!」

ゼロ「防御特化型…代償にセイバーの出力が低下しているようだな」

この形態時はセイバーは役に立たないと判断し、リコイルロッドを構える。

ルナ「シナモンの勇気が、奇跡を起こしたか…ヘタレてる場合じゃねえぞ!!こいつらぶっ潰してエックス達と合流だ!!」

全員【おう!!!!】











































そして、エックス達も疲労困憊でありながらも諦めてはいなかった。

アクセル「エックス、ルイン。まだやれる?」

ルイン「勿論、ここまで来たんだから、絶対に諦めない!!」

エックス「俺達は帰るんだ。レジスタンスベースに…仲間と、ルインと一緒に!!」

最早エネルギーの消耗など考えている場合ではない。
エックスが選択したのは、ハイパーモードを更に進化させることであった。

エックス「レイジングエクスチャージ!!!!」

レイジングエクスチャージでハイパーモードを進化させるという賭けに出た。
ハイパーモード・サードアーマーが発動し、徐々にサードアーマーが形状を変えていく。
かつてのレプリフォース大戦で猛威を振るい、スペースコロニー・ユーラシア事件でもレプリカであっても大きな活躍を果たしたエックスの力を最もバランス良く引き出して発揮する基本能力強化型の強化アーマーの中でも最強のアーマー。

エックス「ハイパーモード・フォースアーマー!!」

4番目の強化アー
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