Another14 朱の舞姫
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きた彼女の華奢な身体を抱き締めたエックス。
あの日、ラグラノ廃墟で転落した彼女の身をずっと案じていたためにこうして無事な彼女と再会出来たエックスの心中は容易に察することが出来る。
普段ならアクセルも久しぶりの再会ということでそっとしておいてあげるのだが、ここは敵地である。
アクセル「あのさ、お2人さん…久しぶりの再会で嬉しいのは分かるけどさ」
エックス「え?あ、す、すまない…」
ルイン「ご、ごめん…」
赤面しながら離れる2人。
シナモンがここにいなくて良かったと思うアクセルであった。
その直後である。
室内アナウンスが鳴り響いたのは。
『警告…警告…各位に通達します。ただいまからデュボアが起動します。繰り返します。ただいまからデュボアが起動します。起動エネルギー確保のため、施設機能が一部停止しますので、注意して下さい』
アクセル「デュボア?一体どうなってるんだろう?」
ルイン「多分、ジェントラーが何かしたんだよ。何をする気か分からない。急ごうエックス」
エックス「ああ、行こう!!」
デュボアのあるコンピュータールームに向かうエックス達。
貨物リフトから降り、最初は通れなかった扉を潜って、そしてデュボアの存在するコンピュータールームに辿り着く。
そこには巨大な装置を前に大笑するジェントラーの姿が。
ジェントラー「来たか」
自信に満ち溢れた笑みを浮かべながら追いかけてきたエックス達を見遣る。
アクセル「もう逃げられない。観念しな!!」
エックス、ルイン、アクセルがそれぞれの武器を構えてジェントラーを睨み据えるが、ジェントラーは嘲笑を浮かべる。
ジェントラー「馬鹿め、観念するのは貴様等の方だ!!さあ、デュボアよ!!お前の力で、奴らを葬り去ってしまえ!!全てはリベリオンの理想のために!!リベリオン幹部、マッハ・ジェントラー参る!!出でよプレオン!!」
勢いよく飛翔するジェントラーがデュボアに命令を下すと、プレオンが数体出現する。
アクセル「なる程、デュボアってのはプレオン生産機みたいなもんか…そんなもんで僕達を倒せると思ってるのかな?流石は低レベルなイレギュラーだね!!」
ジェントラー「小僧、その発言。後悔しないことだ」
アクセル「エックスとルインはプレオンを、こいつは僕が!!」
ホバーでジェントラーに突撃するアクセル。
ジェントラー「ほう?貴様も飛行能力を持っていたとはな」
アクセル「あんたの専売特許だと思った?喰らいな!!革命弾!!!!」
バレットから特別製レプ
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