6.吊り橋効果は有効だ。だからこそ誠心誠意紳士的な態度で取り組もう。
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うん、言うまでもないが、俺は顔をビアンカの尻に敷かれ横たわっている。
普通女性のパンツが見えたら、きっともっと見ていたいので女性には告げないだろう。
しかし、8歳の女の子のパンツなんぞ、見れても見れなくてもどっちでもいい。
きっとここら辺のエロスの境界線が、災いしているのだろう。
気を付けよ。
<レヌール城>
ビアンカSIDE
私は今、真っ暗闇にいる。
真っ暗闇でひとりぼっちだ。
どうしてこんな事になったんだろう?
リュカから離れてしまった事がいけなかった。
「怖いよぅ…リュカ…助けて…」
(少し前の事)
どうしよう私!
リュカの顔、お尻で踏んじゃった!
リュカにエッチな事しちゃった!
私が先程起こったハプニングに、身悶えていると、突如私達が入ってきた出入り口に、鉄格子が降りてきた。
私が慌てて出入り口に駆け寄ると、お化けが現れて、私を攫っていく。
そして私は真っ暗闇で一人泣いている。
「ひっく…リュカぁ…ぐすっ…」
どこからともなく、重い物が擦れる音が聞こえる。
少しずつ視界が開けた。
そこにはリュカが心配そうな顔でこっちを見ている。
リュカぁ…
ビアンカSIDE END
<レヌール城>
心身共にダメージを受けたが、なんとか入城に成功した。
ビアンカは恥ずかしかった様ではあるが、あまり嫌な思いをした印象はない。
むしろちょっと喜んでいる様に見える。
変な趣味に目覚めないといいなぁ…
俺が先を急ごうとすると、出入り口が閉ざされ、ビアンカがガイコツどもに攫われた!
どういう仕組みかよく分からんが、ビアンカごと壁をすり抜け中庭の方へ降りてった。
俺は慌てて後を追う!
階段を下り、中庭への扉を見つけそこに駆け寄る。
その瞬間、背後から殺気を感じ横に飛び退く!
振り返り身構えると、そこには動く石像がいた。
ハニワを潰した様な顔をしている。
(ぼそっ)「うわぁ〜…不細工〜」
どうやら聞こえたらしく、めっちゃ攻撃してくる!
幸い石製の所為か動きは遅い。
でも堅い!斬りつけてもあまり効かない。
手が痺れる。
距離をとってのバギも効果が薄い。
「僕、君に構っている余裕無いんだけどなぁ。」
無論、話して聞く様な相手じゃない。
しょうがない…
俺は銅の剣を鞘に収め、両手をヤツに翳す。
ヤツが俺に突進してくる。
両手でヤツを押さえ込み、威力を高めた『バギマ』を打ち込む!
「くらえ!ゼロ距離バギマ!」
やっと動く石像を倒し、慌てて中庭へ向かった。
そこには元は立派な墓が2つあった。
今は、見る影もなく荒れ果てている。
その墓に『リュカの墓』『ビヤンカの墓』と、きったねー文字で上書きされてある。
俺は、『ビヤンカの墓』と書い
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