第十二話 面倒(中編)
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よって思い出したからだ。もっと速く行ってくれたら良いのに。
マズイ、相手はあの規律厳しい血盟騎士団副団長だ。遅刻したら間違いなく
説教される!
「間に合えええええええええ!」
もうすぐそこの転移門にほぼ飛び込むような形で入りアインクラッド第七十四層主街区の
名前を叫んだ。
(多分間に合ったか????良かった良かった。一時はどうなることかと思ったぜ。)
七十四層に転移したのを確認して安堵したその時!
「キャアアアアア!避けてーーーーー!!」
ドカッ
「え?ギャアアアアアア!!」
転移門から突然飛び出してきたアスナに頭を蹴られた。圏内だからダメージはないが
超痛いです。
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「上等だ!周りの人に迷惑をかけずに、きちっとやっつけてやる!」
「アスナ様!アスナ様の護衛は私にしか務まらないということを証明して見せますぞ!」
??????????ど う し て こ うなった。
うん、元はと言えばあのクラディール(笑)、表記(笑)が悪い。アスナに蹴られた後悶絶
してたらアスナの悲鳴が聞こえたと思ったらあの(笑)に頭を踏まれた。
その後俺が突っかかる→(笑)が減らず口を叩く→キリトも参加→(笑)がキレる→俺が挑発
→今に至る。と言うわけだ。ということで(笑)のせいだ。ボクハワルクナーイ。
デュエル開始まで後三十秒。
「ヘイ!クラディール(笑)!てめぇにハンデをやる!このデュエルで俺は"旋棍"を使わねぇ!」
「は?」と(笑)。
「おいジョーお前旋棍つかわないでなにで戦う気だ?」とキリト。
「ふっふっふ????慌てなさんな。俺が使うのは????これだ!」
俺がクイックチェンジで装備したのは群青色の片手剣、銘を"青空"。
アスナに紹介して貰った鍛冶屋、リズベットに作って貰ったモノだ。
アスナの"ランベントライト"に匹敵する性能を持つがそんなことを知らない(笑)は
「勝った!」という表情を浮かべている。だが甘い!俺は十四層まで片手剣で戦っていたんだ!
しかも片手剣スキルもまだスロットに入っている。ちなみにコンプリート。何故かというと
旋棍に変えた後もスロットに入れっぱはしだった為レベリングついでに高めていたのだ!
キリトには勝てないが(笑)なんかにゃ負けないぜ!
この間5秒である。
残り10秒。
「ふふふ????」
「貴様!何を笑っている!」
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