修学旅行はパンデモニウム
夜での共同作戦会議
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だと。スカウト成功は大きな利益で、冥界最重要拠点にある医療施設等には既にいるようだ。スカウトの一番理由は、テロリストに所有者捕獲されない為だし優秀な回復要員を押さえられるとマズイからだ。
アジュカも回復能力について独自に研究しているらしいが、グリゴリでも回復系人工神器の研究が進んでいるそうだ。アーシアは陰で回復神器について協力してもらっているそうだし、良い結果も出ているとの事だ。アーシアもトレーニングしているが、禁手使いになれるかは分からん。なので涙はオフェンスのグレモリーに二つ、サポート役のシトリーに一個支給された。
「それと匙、お前は今回グレモリーと一緒にいろ」
「お、俺っスか?」
「なるほどな。ヴリトラの龍王形態が使えるが、今の所はどうなんだヴリトラ?」
『今の所、暴走は無い状態だな。黒い炎は相手の動きを止める事が出来るし、力まで奪ってしまう。四つの能力が使えるから、我が分身にサポートが出来るのであれば喜んでやろうじゃないか』
との事だったが、匙の影から出て来た小さな人影となっていた。それと各勢力に伝わっているし、京都の外には悪魔・天使・堕天使・妖怪が大勢集結している。逃げられないように包囲網を張るが、黒神眷属も京都全体の包囲網を張っているので安心して行ける。外の指揮はセラフォルーがやるらしいし、リアスらはタイミングが悪かったのか現在グレモリー領にいるとの事。
「グレモリー領のとある都市部で暴動事件が起きたのか。それで今はそれの対応をしているようだ」
「相変わらず一ちゃんはどこから仕入れているのか不明だがそうらしいな。『禍の団』に直接関与している輩でもないが、暴れ回っているらしいからアイツらが出ていった訳だ。一応将来自分の領土になる訳なのか、グレイフィアやヴェネラナが出たんだとよ。相手の暴徒共はお終いで、グレモリー家の女を怒らせたら大変だろうな」
「『亜麻髪の絶滅淑女(マダム・ザ・エクスティンクト)』に『紅髪の滅殺姫(ルイン・プリンセス)』と『銀髪の殲滅女王(クイーン・オブ・ディバウア)』が出揃っているなら、暴徒の奴らにとっては大変な事になっているだろうな」
俺は普通に言った二つ名だったが、グレモリー眷属にとっては不吉極まりない事を連呼していたのか。アーシア辺りが怖がっていたが、絶滅・滅殺・殲滅という言葉が入っているから触れてはいけないのを称している二つ名でもある。グレモリー家の女性には恐ろしい二つ名を持つが、俺的には別に怖くない。
「と言う事でお前らの作戦は聞いたが、アザゼルは京都の上空から独自に奴らを探索するそうだ」
「ま、そう言う事だ。各員一時間後までにはポジションに付いてくれ、怪しい者を見たら即効で相互連絡な。あくまでも黒神眷属の邪魔をす
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