修学旅行はパンデモニウム
夜での共同作戦会議
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ど、京都駅からホテル内・伏見稲荷・清水寺と三日間巡った京都の景色がテレビに一枚一枚写されてた。ま、私は一誠君のエージェントみたいな感じだしいつでも念話が出来る通信機をはめているしね。
「この時、元浜が階段で転びそうになってたな」
「そういう松田こそ、茶店の団子を一気に食べて喉を詰まらせていたじゃないか」
「ていうか、アンタら他校の女子が通り過ぎる度にエロい視線で見るんじゃないわよ。いやらしい顔を京都でまで晒して・・・・学園の恥だわ。ここに兵藤がいたら、絶対アンタ達は毎回毎回ハリセン叩きに合っていると思うわ」
「イッセーがいない時だけは、そういう視線をしていてもいいじゃねえかよ。アイツは元々モテている事は差別だ、俺達だってモテたいんだからな」
「あ、そういう事を言うのね。今ここに一誠君と繋がっているから、今頃こちらの会話を聞きながら食事でもしてるんじゃないのかもね」
松田・元浜・桐生が思い出を語り、私イリナはツッコミを入れる事で爆笑していた。修学旅行という楽しみな事だったけど、無事に明日を迎えるといいなと思っていた。皆で一緒に帰るつもりだけど、一誠君が帰る時には私達は授業中なのかもしれないわね。就寝時間を間近にして、秘密の部屋に集まっていたグレモリー眷属とシトリー眷属、アザゼル先生とレヴィアタン様と私イリナが集まっていた。
今頃一誠君達も今夜の事を話していると思うけど、英雄派が言っていた実験についてだと思うわ。今は私が語り部となっているけど、この話し合いが終わって一誠君がいる旅館に行く予定だからね。でも正直この部屋狭いのか、八畳一間の部屋にいるから立ち見をしている者もいるわね。
「作戦を伝える前にイリナは今回どっち側にいるんだ?」
「それはどういう事ですか?まるでイリナがどこかのエージェントみたいな言い方ですが」
「イリナは基本的に一ちゃんの家に住んでいるが、俺達とあちら側では目的が違う可能性があるからな。それにイリナは一ちゃんといつも共にしているはずだが、今回はこちら側にいると言う事は何かしらの策があってここにいるんだろうよ。で?どうなんだ」
「アザゼル先生の言う通りで、本来だと一誠君側にいますが黒神眷属からの命により今はグレモリー眷属の助っ人としてここにいます。一誠君達が抜けると怪しまれるので、今回私は修学旅行のメンバーとしている事といつでも念話出来るようにしてあります。もし一誠君側と一緒に行くのであれば、連絡しておきますが?」
「やはりか。だが一ちゃん達と一緒に作戦行動を伝えた方がよさそうだ。イリナは念話であちら側にアポを取ってくれないか?一ちゃんがいる高級旅館にはソーナやシーグヴァイラもいるし、シトリー眷属の『王』がいた方が安心感あるもんな」
と言う事で私は一誠君に念話をして
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