暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another12 最凶兵器 にゃんこグローブ
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アリアとガウディル博士がモニタールームの通信機のブーストを上げている最中であった。

ゼロ「呼んだか?Dr.アリア」

アリア「あ、ごめんねゼロ君。マッシモ君とのトレーニング中に…」

ゼロ「構わない。それで何だ?」

アリア「シナモンちゃんと一緒にショッピングアーケードでお買い物に出掛けてくれないかな?」

ゼロ「買い物?」

アリア「うん、このパーツを買ってきて欲しいの。それから、シナモンちゃんにお礼に何か買ってあげなよ。エナジーフォームが覚醒したのシナモンちゃんのおかげなんだからさ」

ゼロ「別に構わんが?」

踵を返し、アリアに頼まれたパーツ類を購入するためにゼロはシナモンの元に行く。








































ゼロ「シナモン、いるか?」

シナモン「はい?何ですか?」

メンテナンスルームでルナとアイリスと話していたシナモンが振り返る。

ゼロ「Dr.アリアから買い出しを頼まれてな。お前も一緒に来てくれ。Dr.アリアからのご指名だ」

ルナ「おお〜?何だゼロ?シナモンと買い物デートか!!?」

アイリス「えっっっ!!!!?」

ビクッとなるアイリス。
そしてバランスを崩して椅子から転倒。

シナモン「アイリスさん?」

ゼロ「どうしたアイリス?感覚機関の異常か?」

ルナ「おいこら鈍感もいい加減にしろよ。100年間一緒にいんのに何で進展しねえのかな……?」

疑問符を浮かべるゼロとシナモンにルナは深い溜め息を吐いた。

ルナ「ああ、アイリスは俺に任せとけ。お前らは買い出しに行ってこい」

そう促すとゼロとシナモンはショッピングアーケードに向かう。

アイリス「で、デート…?ま、まさかっ!!…ルナ!!ゼロとシナモンがあれでその…」

ルナ「何言いてえのかさっぱり分かんねえよ。ちゃんと言葉喋ろよ。それからアイリスの考えてることは絶対に違うと断言出来る。」

アイリス「な、なななななななななな何言ってるの!!?あ、あああああああああ当たり前じゃない!!!!」

ルナ「(本当に何考えてたんだか……)」

呆れるようにどもるアイリスを見つめるルナであった。








































今、エアシティのショッピングアーケードに行けばとてつもなく珍しい組み合わせが見られる。
伝説のイレギュラーハンターの1人であるS級ハンターゼロと可憐な容姿の看護型レプリロイドの少女、シナモンの組み合わせである。
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