Another12 最凶兵器 にゃんこグローブ
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アリアとガウディル博士がモニタールームの通信機のブーストを上げている最中であった。
ゼロ「呼んだか?Dr.アリア」
アリア「あ、ごめんねゼロ君。マッシモ君とのトレーニング中に…」
ゼロ「構わない。それで何だ?」
アリア「シナモンちゃんと一緒にショッピングアーケードでお買い物に出掛けてくれないかな?」
ゼロ「買い物?」
アリア「うん、このパーツを買ってきて欲しいの。それから、シナモンちゃんにお礼に何か買ってあげなよ。エナジーフォームが覚醒したのシナモンちゃんのおかげなんだからさ」
ゼロ「別に構わんが?」
踵を返し、アリアに頼まれたパーツ類を購入するためにゼロはシナモンの元に行く。
ゼロ「シナモン、いるか?」
シナモン「はい?何ですか?」
メンテナンスルームでルナとアイリスと話していたシナモンが振り返る。
ゼロ「Dr.アリアから買い出しを頼まれてな。お前も一緒に来てくれ。Dr.アリアからのご指名だ」
ルナ「おお〜?何だゼロ?シナモンと買い物デートか!!?」
アイリス「えっっっ!!!!?」
ビクッとなるアイリス。
そしてバランスを崩して椅子から転倒。
シナモン「アイリスさん?」
ゼロ「どうしたアイリス?感覚機関の異常か?」
ルナ「おいこら鈍感もいい加減にしろよ。100年間一緒にいんのに何で進展しねえのかな……?」
疑問符を浮かべるゼロとシナモンにルナは深い溜め息を吐いた。
ルナ「ああ、アイリスは俺に任せとけ。お前らは買い出しに行ってこい」
そう促すとゼロとシナモンはショッピングアーケードに向かう。
アイリス「で、デート…?ま、まさかっ!!…ルナ!!ゼロとシナモンがあれでその…」
ルナ「何言いてえのかさっぱり分かんねえよ。ちゃんと言葉喋ろよ。それからアイリスの考えてることは絶対に違うと断言出来る。」
アイリス「な、なななななななななな何言ってるの!!?あ、あああああああああ当たり前じゃない!!!!」
ルナ「(本当に何考えてたんだか……)」
呆れるようにどもるアイリスを見つめるルナであった。
今、エアシティのショッピングアーケードに行けばとてつもなく珍しい組み合わせが見られる。
伝説のイレギュラーハンターの1人であるS級ハンターゼロと可憐な容姿の看護型レプリロイドの少女、シナモンの組み合わせである。
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