暁 〜小説投稿サイト〜
英雄は誰がために立つ
Life20 運命 邂逅に続く邂逅
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、この用件に関しては勿論交渉の下ではあるが色々と支援してもらっているので報告しているのだ。
 そして今大声で追及したのは、ロード・エルメロイU世だ。

 「あくまでも強制ではありませんよ、依頼を受けるかどうかの選択肢を与えられましたから。勿論、猶予についても」
 「まぁ、ギリシャ神話の主神ゼウス殿は他の神話の主神たちと比べても、器が大きく寛容な御方だからね。そこの心配はないのだろう」
 「・・・・・・・・・・・・」

 メフィスト・フェレスは楽観的にモノを言っているが、ライネスはそうは思えなかったし、士郎が既にどちらの選択をしているかと言うのも確信していた。
 しかもかなり無理無茶無謀の方の選択をだ。

 「兎に角、その依頼は今までのはぐれ悪魔やはぐれ魔獣たちの討伐とは文字通り次元が違う、くれぐれも1人で突貫するなどの蛮勇は起こすなよ?」
 「解ってますよ。そんなに俺が信用できませんか?」
 『出来ないから言っている(んだ・んだよ・のだ)』
 「・・・・・・・・・・・・なんでさ(ボソッ)」

 見事にハモった否定の言葉に、面を喰らいつつガックリと頭を垂れる士郎だった。


 −Interlude−


 メフィスト・フェレスへの報告を終えた士郎は、冥界に戻って来て・・・・・・は居なかった。
 何故かと言うと、ライネスにデート(買い物)に付き合ってくれと誘われてしまった(強引に拉致られた)のだ。
 久々に会ったのだからこれ位良いだろう?と言う上目づかいからの主張に、女性の押しに弱い士郎が逆らえる筈も無かった。
 因みに、拉致ったのはトリムマウだ。
 しかもライネスの命令で2人きりに成る時、何故かトリムマウは親指を立てて機械的な声で呟いたそうだ。
 すぐ戻る(アイルビーバック)と。
 勿論、これをトリムマウに吹き込んだとされるフラット・エスカルドス(残念な天才)は、課題が翌日までに50倍に増えたとか。その為に完徹になったとか。

 そしてこれにより、士郎は完全にリアス達VSソーナ達のレーティングゲームに間に合わなくなった。
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