Another11 仲間
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、エックスも笑みを浮かべながら頷いた。
エックス「ああ、よろしく。マリノ、シナモン……」
心強い仲間が増えたことにエックスはこれならリベリオンともまともに戦えると確信した。
そして、ガウディル博士とシナモンがレジスタンスベースに行くために、必要な機材を運んでいた。
そして…。
スパイダー「おい、ゼロ…止めろよ」
ゼロ「無理だな、ああなったエックスは誰にも止められん」
エックス「君はどうしていつもこうなんだ。確かに君が好奇心旺盛なのは知っている。だが、人の研究所に無断で侵入した挙げ句、滅茶苦茶にするなんてどういう神経をしてるんだ」
ルナ「あうう……エックス達だって侵入したじゃんかあ」
正座しながら言い返すルナだが、エックスの説教は止まらない。
エックス「まあ、そこに関してはな…だけど、無断で部屋に入った挙げ句、中の資料を見るなんてどう考えても犯罪だぞ!!君がイレギュラーハンターじゃなかったら確実にイレギュラー認定されていた!!」
ルナ「うう…ごめん…ごめんってばあ…もうしないよ」
エックス「当たり前じゃないか…全く……」
スパイダー「おい、説教はその辺にして早く手伝えよ」
ルナ「……あれ?」
スパイダーを見た瞬間、どこかで見たような感覚を覚えたルナはスパイダーの顔をマジマジと見た。
スパイダー「ん〜?どうしたお嬢さん?俺に見惚れたか?」
ルナ「ん〜?あんた…俺とどっかで会わなかった…か?」
疑問符を浮かべながら尋ねるルナにスパイダーも疑問符を浮かべながら首を横に振る。
スパイダー「いや?俺もあんたとは初対面だぜ?大体あんた、ギガンティスに来て日が浅いんだろ?だったら会うわけねえし」
ルナ「だよなあ?でも不思議だな…あんたに初めて会った気がしない」
ゼロ「ギガンティスで動き回っていた時にスパイダーの同型機に会ったんだろう。レプリロイドは基本的に容姿が似ている奴が多いしな」
マッシモ「いや、スパイダーは俺やマリノさんと同じ特別なギガンティス製のレプリロイドのはずだ。だから、スパイダーに似たような容姿の奴は基本的にはいないぞ。兄弟機ならまだしも」
マリノ「じゃあ、あんたの言うスパイダーってのとそっくりな奴はスパイダーの兄弟機かもね。兄弟機でもその存在を知らない奴はいるらしいし」
ルナ「う〜ん、そうかなあ?」
スパイダー「俺に兄弟機ねえ…そんなのいるとは思えねえが…」
ちょっとした疑問を残しながらもエックス達は準備を進めていくのであった。
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