暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another11 仲間
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方ないクワ…」

シナモン「博士!!」

エックス「ガウディル博士…それじゃあ…」

ガウディル「ああ、エックス。シナモンの言う通りかもしれん。Dr.サイケはあれでも優秀な研究者じゃった。そんな彼を狂わせてしまうようなリベリオンは…放っておいてはいかんのじゃろうな…」

シナモン「博士…」

エックス「ありがとうガウディル博士!!これで心強い仲間が…また2人も増えた…」

ルナ「2人?3人だろ3人。だよなマリノ?」

マリノ「へっ!?私!!?何でさ、私は確かに共闘したけど、本当ならフォースメタルジェネレータを頂いておさらばしてたんだよ!!?」

まさか自分も数に入れられているとは思わなかったマリノは自分を指差しながら驚く。

シナモン「でもマリノさんは良い人ですよ。マリノさんは私とルナさんを助けてくれたんです」

マリノ「あ、あれは…成り行きみたいな感じで…」

アリア「ふむふむ。君がかの有名な怪盗マリノちゃんだね?今の時代では治せないコンピューターウィルスのワクチンプログラム等の新技術のみを盗んで、貧しい人々に無償でやっている義賊。」

マリノ「マリノ…ちゃん?」

ちゃん付けに顔を引きつらせるマリノだが、アリアから数枚のファイルを手渡される。

アリア「これ報酬代わり。これで私達の仲間になってくれないかな?今、問題になっているコンピューターウィルスのワクチンプログラム、フォースメタルジェネレータの設計図、それから……フォースメタルを応用した準無限エネルギー循環システム…システマ・アリアの設計図だよ……」

マリノ「え…?」

それを聞いてマリノの視線がファイルに釘付けになる。

エックス「アリア博士!!システマ・アリアは…」

アリア「いいんだよエックス君。全ての責任は私が負う。マリノちゃんならこれらを正しいことに使ってくれると信じてるから渡すんだよ。私はルナちゃんとシナモンちゃんを助けてくれたマリノちゃんを信じる」

データファイルをマリノに渡すアリア。
データファイルとアリアを交互に見て、苦笑を浮かべた後、深い溜め息を吐いた。

マリノ「あ〜もう。こんな報酬を渡されて信頼なんかされたら逃げられないじゃないか…分かったよ。あんたらに雇われてやるさ。怪盗マリノ、あんたらの期待に応えてみせるよ」

悪戯そうな笑みを浮かべて言うマリノを見たマッシモが一言。

マッシモ「……美しい」

スパイダー「お?」

アリア「おや?おや?おやあ?」

マリノに見惚れているマッシモをニヤリと笑いながら見遣るスパイダーとアリア。

シナモン「よろしくお願いしますエックスさん!!」

マリノ「というわけでこれからよろしくな」

シナモンとマリノを交互に見遣りながら
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