暁 〜小説投稿サイト〜
デュラララ!! cross,world≠異世界の狂者達の宴
不幸な不幸な幸せ
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 銀髪天然パーマは金髪バーテン男の後ろで待機する。
 で、ヤバイ状況に陥ると助けるのが俺の仕事だ。

「ふざけんな!!!!!!!この野郎ッ!!!!!!!」

 ………………始まった。
 まだ、大丈夫だと予想し銀髪天然パーマはアパート最上階からの景色を堪能する。
 ホント変わんねぇな、人は変わっても街は変わんねぇ。
 最近は街も大人しいし旅行するなら今がベストって感じたな。
 あぁー最近、寿司食ってねぇな。仕事終わったら静雄を誘って露西亜寿司でも行くか〜。
 なら、賭けよう。もし、静雄が名前通りに静かに仕事を終わらしたら寿司を奢ってやろう。
 大声はOKだ。仕事の関係上大声は見逃すぜ。でも、器物破損や怪我でもさせたら割り勘って事で。

 まぁ、俺の勝ちだよね。

 後ろを振り返ると空を舞っている青年の姿が見えた。
 静雄の馬鹿力でぶん殴られたな〜南無三南無三。一瞬の出来事でも慣れれば案外普通と感じてしまう。
「あのーすいません。救急車お願いします」
 銀髪天然パーマも流れで救急車を呼び、静雄を落ち着かせる。
 懐から煙草を取り出し静雄に与え、落ち着かせると同時に煙草の火を付けてやる。
 そうすればものの数分で静雄の機嫌は良くなる。ニコチン切れてイライラしてんのか客の対応でイライラしてんのか知らんがもうちょっと手加減を覚えろって。
「今日のノルマまでもうちょっとだ、次の仕事終わったら寿司奢ってやっから頑張ろうぜ」
 落ち着いた後の静雄は落ち込むので励ましの言葉を掛けてやる。
 まぁ、静雄は静雄なりの苦悩が有るのさ。なら、それを支えてやんのが先輩ってもんだろ。
「よし、そろそろ行こうぜ」

 若干…………照れた表情で静雄は。

「うっす」







 改変された物語同士は微妙なパワーバランスで世界を構築している。
 主体は《デュラララ!!》
 池袋の舞台をベースに様々な物語が展開される。
 ボンゴレファミリーは存在するがリボーンが存在しない世界。
 そんな世界で沢田 綱吉は中指のリングを眺め、溜息を付いた。
 変わらない世界だ、俺の日常だ。
 彼の本質は知らず知らずの間、違和感を感じ今の日常を疑問を抱いている。
 ボンゴレの血を受継ぐ者の定め《超直感》である程度の異変は気付いていた。でも、その異変は彼の平穏を脅かす物じゃないと判断できた。
 握った拳の中身は《炎》大空の炎だ。
 普通なら違和感で押し潰される筈の不自然に沢田 綱吉は笑顔を見せた。
 死ぬ気の炎を灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。灯す。
 灯された炎は暖かな優しい炎。

 ズキズキ…………ズキズキッ。

 先日から全身バキバ
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