第五章 黒トリガー
第三話 干渉者
[8]前話 [1]後書き [2]次話
「へー、原作まで来たんだ〜
楽しい?」
夢・・・またか。
「だ・か・ら!!
あんた誰!?」
「・・・さあ?夢の中で見るものみたいなやつ。
過去、未来、想像、意思・・・さあ、なーんだ。」
「・・・なるほど。答えは映す鏡。
私自身と言いたいの?くだらな・・・
なんか三流みたい」
「単純な映す鏡じゃつまらない。
もーと、複雑で残酷でなきゃ。」
複雑?残酷?
私としてはあまり嬉しくない。
残酷なんて人によって違うじゃない。
「頑張ってね。これから先。
菊地原くんは代わりにはなれない」
「知ってるよ。何を頑張って・・・って」
「黒トリガーだよ。君が干渉して話は変わり始めてる。
いや、彼らのせいか。
さあ見せてよ・・・また、あんな終わり方を見せるの?」
また?
終わりなんてまだ一度も・・・
〜〜〜〜
「はいはい、こちら実力派エリート・・・
あ、風間さん?」
迅は予想が外れ、ちょっと残念。
当たってばかりではつまらないが。
「・・・如月ちゃんね。
大丈夫とは言い切れませんが。
如月ちゃんを監視する近界民がいるみたいで、そいつ次第ですね。」
そいつの未来がわからないから、今後が読めない。
わかったどころで、干渉できなければ意味ないが。
「そうですね・・・
この世界に送り込んできた連中なんだろうな〜
『風刃』じゃあ倒せないけど・・・」
でも大丈夫。黒トリガー使いが来るから。
「風間さんは今まで通り監視をお願いします」
今まで通り・・・
今までのが監視なのか怪しいが。
〜〜〜〜
私は好奇心には負けるらしい。
元々、好奇心に勝てる人間はいない。
ガキのとき、好奇心に勝てたか?
いや、負けてる。
「黒トリ?黒トリが玉狛に?
それを倒す任務が風間隊に?私、やりたい」
「あのね、遊びじゃないんだけど」
はぁ!?いくよ、いくよ!!
菊地原のパーフェクト首ちょんぱ!!
見たい♪
「風間さん、いいですよね!?
てか、行きます」
「いつもの任務にもそこまで積極的なら良かったがな」
・・・それ、言わないでよ。泣けるわ。
[8]前話 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ