暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜脇役(?)の異世界日誌〜
第十話 黒の剣士とトラップマスター(後編)
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
 第四十七層〜思い出の丘〜

 こんにちは。ジョセフだ。俺と黒の剣士、キリト、そして竜使いシリカはテイムモンスター復活アイテムの
 プネウマの花が手にはいるというフィールドダンジョン、思い出の丘に来ている。

 「綺麗なところですね〜」

 「本当にゲームなのか疑いたくなるな。」

 「全くだぜ。現実でもこんな綺麗なところは少ないな。」

 少なくとも俺は見たこと無いな。ここはモンスターが出るとはいえ見ての通りの良い景色だから
 プレイヤー達のデートスポットでもあるらしい。今でもリア充がわらわらしてるし。??別に憎んではいない
 がうらやましい。その事に気付いたシリカは顔を赤くしていたが。
 そういえばキリトがあのロザリア(笑)のギルドが襲撃してくるかもしれないって言ってたな。
 今のうちにアイテム確認でもしとくかね。

 「えっーと"新月"と、ワイヤーと、麻痺ナイフと、睡眠ナイフと???」

 え?持ってるモノがオレンジと変わんない?オレンジ相手にはこれくらいで充分だ。
 ん?睡眠はプレイヤーに効かない?この世界では効きます。なんのこっ茶。
 とまあそんなことを考えていると

 「じゃあ行こうか。」

 「おう。」

 「はい。」

 キリトが言い出発しようとした時、

 「えっ、ちょっキャアアアアアア!」

 「どうしたシリカ!」

 悲鳴が聞こえたので振り向くと、

 「キ、キリトさんジョセフさん助けてー!見ないで助けて!」

 ???シリカが花型モンスターに宙吊りにされてた。当然着てる服は重力の影響を受けるので、シリカは
 必死に両手でスカートを押さえてた。???うん。

 「見ないで倒すのは無理だからキリト、頼んだ。」

 「いや俺も無理だから!」

 「しょうがない。本人に殺ってもらうしかないか。」

 「大丈夫だシリカ!そいつすごく弱い!」

 「そ、そんなこと言ったって???」

 装備もかなり上のになってるから余裕だと思うが???。まぁとりあえずパニックになるな。

 けど言ってる内にダガーで足を縛る根っこ(触手?)を切った後ソードスキルで倒してた。
 結構やるねぇ。
 そしてめでたくモンスターを倒し地面に着地したシリカが一言。

 「??????見ました?」

 「「???見てない。」」

 俺達は二人揃って答えた。キリトの指の隙間を見ると???多分見てたなこの野郎。
 WHITE。何がとは言わん。 

 --------------------------------------------------------------------------------------------------------
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ