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なぶっ飛んだ意識を持っているとは言っても、あのふたりも所詮現代っ子でした。
コトの中心には、想い人と結ばれたい、などという実に軽薄なモノが根ざしていたのです。
昔の英雄なら色を好みすぎて世界中の女を自分のモノにしたいとか、王様なら自分の国民すべての命を賭けの材料にして世界征服だとか、まぁ野望のケタが違ったものです。
時代は変わった……。
「どうすっかな、こんなんじゃ本当にこの世界の人類全滅させたところで魔王一匹分の魂にも届かな──────ハッ」
こぁの脳内で、種みたいな何かが弾けました。
「魔王……そうか、魔王か!」
そういうコトみたいです。
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