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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico38-B竜の終焉 〜Angel Overthrown〜
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線でシグナム達と戦ってくれてたし、一番ハート2に攻撃を打ち込んでた。MVPがあれば絶対にルミナが受賞するわ。
「いやいや、待って。まだ居る、感じる・・・!」
セレスちゃんが神器・“氷結剣クロセル”と同化してるデバイス・“シュリュッセル”を構えて周辺を見回した。うん、正直な話そうやないかなぁ〜って思うてたよ。警戒態勢に入ってすぐ、バキバキって近くの地面がひび割れ始めて、粉塵と瓦礫を撒き散らしながら大きく爆ぜた。
「なおも健在か・・・! ルシリオンから貰ったカートリッジも残り1つだ」
「本当にうぜぇ・・・! あたしもあと1発だ」
シグナムとヴィータがポツリと漏らす。2人のカートリッジを使っての攻撃力は重要やのに。ここでそれを失うんはかなりの痛手や。
「ハート2・・・! ・・・ん?」
堂々と宙に浮くハート2の、白亜の石像のような体をキッと見つめると気になるものがあった。ちょうど胸の中央、心臓の辺りにヒビが入ってるんに気付いた。それをみんなにも伝えようとした時、その辺りが強く発光して、「あっ!」みんなが声を上げるような事が起きた。
「神器だ!」
「体内に取り込んでいたのね!」
ハート2が所有してた書物型の神器・“ヒドゥンカリグラフィ”が光る胸の中から出現した。アレにルシル君から貰った神器封じのお札を貼り付けることが出来れば、わたしらの逆転勝利や。しかも嬉しいことに、「天使化が解除されました!」ベッキー先輩の言うようにハート2が元の普通の人の体(色はまるで腐食してるような薄紫色で気色悪い)に戻った。
――シヌイ――
神器書のページが捲れ始める。新しい天使を召喚して天使化する気や。合図とか何も有らへん中、ルミナが「ゲシュヴィント・フォーアシュトゥース・・・!」クラウチングスタートからの高速ダッシュでハート2へ突進。
「サポート!」
――
雪花飛刃
(
ペタロ・アニリョ
)
――
冷気を纏う“シュリュッセル”を振るって氷の花弁を数枚と高速回転させながら放ったセレスちゃんの指示に応じるよりも早く、わたしらはすでに発射準備を終えてた。
「リイン、最速の一撃や!」
『ブラッディダガー、発射です!』
――ブラッディダガー――
「スノーホワイト!」
――バインドバレット――
「行くよ!」
――フォトンバレット――
「うらぁぁぁぁぁぁッ!」
――シュワルベフリーゲン――
「おおおおおおおッ!」
――鋼の軛――
「ジムリャー!」
――クラードビシェ・ドゥラーク――
わたしとヴィータとアルフは攻撃を、ザフィーラとすずかちゃんは拘束を、ベッキー先輩は地の精霊ジムリャーが発動した・・・攻撃か拘束か判らへんけど、地面から突き上がっ
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