大波乱!?最強の兄とブラコンの姉と乱入者
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外界 午後2時ごろ
この時間帯では、町は賑やかさを増していく時間帯
町を歩く、人々の顔は明るく良い物だ・・・が
そんな中、一人の少年は浮かない顔をしている
「はぁ〜・・・」
「閃輝♪溜息すると幸せが逃げるぜ♪」
「問題無いよ・・・『不幸を幸せに変える程度の能力』があるんだから」
「まあそうだな」
閃輝の左右には、二人の付き添いが居た
一人は、白のブラウスのような服の上に、黒いサロペットスカートのような服を着用し
リボンのついた黒い三角帽を被っている女の子 霧雨 魔理沙
そしてもう一人は、黒いシャツの上に青いジャケットを羽織り
青いジーンズを着用している、柔らかな顔付きをした男 霧雨 闇夜である
この二人が、閃輝の溜息の元である
何故この二人が外界に居るかというと・・・
時は少々時を遡り・・・河城 にとりの工房
「はぁ!!?闇兄と魔理沙姉のPEが出来てる!!?」
閃輝は兄と姉の二人に、連れられてやって来た工房で大声を上げた
「そうなんだよね♪PEの製作が思った以上に楽しくてね、更に二つ作っちゃった♪」
にとりは闇夜の自家栽培で作られた、胡瓜を食べながら答える
そして魔理沙は、腕に巻かれているブレスレットを見せる闇夜は耳に着けられたイヤリングを指差した。
「私の相棒の『ブラック・ホワイト・マジシャン』だぜ」
「俺のは『煉獄の闇』だ」
闇夜と魔理沙はそれぞれの相棒を、指差しながら名前を言った
「でもなんで、外界に出る必要があるんだよ?」
「決まってるだろ。閃輝、お前のためだぜ」
魔理沙は閃輝の肩を叩きながら言った
「俺の・・・?」
閃輝は少し戸惑いながら魔理沙の顔を見た
「閃輝が居たくない世界で、苦しんでるのは私だって辛いんだぜ。
その苦しみを少しでも和らげてやりたいんだよ、私は」
「ま、魔理沙姉・・・」
閃輝は姉の優しさに涙した。ここまで自分の事を心配してくれていたのか、その事が嬉しくてしょうがないのだ。魔理沙はそのまま泣いている閃輝を抱きしめた。
閃輝は魔理沙の胸の中で少し泣いた。姉の優しさの中で・・・
「で?魔理沙、本音は?」
「閃輝と離れたくないからだぜ!」
「結局私欲!?俺の感動返せ!!」
・・・という事があったのだ
闇夜は完全に弟を心配して、外界に出てきたのだが・・・
そんな3人はIS学園に向かって歩いていた
「で・・・どうするの?」
閃輝は闇夜に尋ねた
勿論これからの事だ。魔理沙は闇夜の付き添いで、数回外界に出た事はあるが
流石に心配なのだ。
「大丈夫だ、戸籍は作ってある。俺は日本の政府のIS研究部のお偉いさん。
魔理沙はその助手って設定だ」
「それで、IS学園に乗り込
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