大波乱!?最強の兄とブラコンの姉と乱入者
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、そちらの部屋になります」
麻耶が指差した方向に扉があった。
が、闇夜と魔理沙は其処に居る外界での強い者の気配を感じ取った
「(兄ちゃん)」
「(ああ・・・)行くぞ」
二人は視線で会話をして、その扉を開けてその部屋に入った
その部屋に居たのは・・・
「貴方達が霧雨 闇夜さんと霧雨 魔理沙さんですか?」
似合わない敬語を言っている織斑 千冬であった
闇夜と魔理沙は、気づかれないように霊力を練り上げていく
「ええ、霧雨 闇夜です」
「霧雨 魔理沙だぜ」
二人は千冬に挨拶をしながら、千冬と相対するように席に着いた
「こちらが書類になりますので」
「解りました」
闇夜は懐から、香霖堂で購入した年代物の万年筆を取り出してサインを始める。
万年筆を購入する時に、キッチリ料金を払ったら霖之助がひどく感動していたのが
闇夜にとって、とても印象的だった。妹の魔理沙が迷惑が掛けている事も謝罪してから
魔理沙もちゃんと、料金を支払うようになったらしい。
「・・・これで宜しいですか?」
「はい結構です」
千冬は闇夜がサインした書類を確認して、ファイルにしまった
それを確認すると、闇夜も万年筆を懐に戻した、すると千冬が、口を開いた。
「少し、霧雨 閃輝の事を聞いても宜しいですか?」
「閃輝がどうかしたのか?」
魔理沙は若干目を鋭くして、千冬を見た
「彼のISについてです。あのようなISは世界に存在していない
あれは一体何なんですか?」
千冬は威圧感を出しながら、闇夜と魔理沙に聞く
というより問いただすと言った方が正しいかもしれない。
が、幻想郷ではこの程度の威圧感など、役にも立たない。
妖怪に亡霊、吸血鬼に鬼、天狗、更には神と言った者まで居る幻想郷
そんな幻想郷で生きてきた、魔法使いと人賢者にとってこの程度の威圧感など
痒くも無い。
「(これが来客に対する態度かよ・・・)んな事言われても、今まで無かっただけだろ?
世界は日々進化していくもんだぜ」
「(流石は閃輝が嫌う女だな)魔理沙の言う通りだ
望まぬ結果であろうと、進化は止まらないからな」
二人は千冬の対応に不快感を覚えながら、そう言う。そう言われた千冬は何も言わなかった。
二人の言葉は間違っていないからだ、進化は歩み続ける
それ故にあのようなISが産まれてもおかしくは無い。
「・・・他に用が無いなら俺達は、行かせて貰いますよ」
「色々と忙しいからな、私達は」
闇夜と魔理沙は一礼をして、立ち上がって扉に手を掛けた時
「後一つ良いですか?」
千冬がそう言った
「私の弟・・・織斑 一夏と霧雨 閃輝は瓜二つなのです!
閃輝の本当の名は、一夏と言うのではないのか
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