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リリなのinボクらの太陽サーガ
地雷
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休憩って言ってるやん――――!!?」

ゴキリッ!

「アァーーーーーーー!!!?」

『ラスト左腕。これが最後だから、どうせなら一気に終わらせよう』

「話聞いてぇ――――!!?」

ゴキリッ!

「アァーーーーーーーー!!!?」

『あ、ミスった。もう一回』

「う、嘘!? マジでたんま――――!!?」

ゴキュベキバキグッキン!

「アァーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!?」

『よし、終わり。これで骨の位置が戻ったから、さっきの外れてた状態より痛みは引いてるはずだよ』

「うぅ……全身傷物にされてもうた……。……せめてねぎらいの言葉ぐらいかけてくれてもええやろ……」

『え? 別にいらないでしょ?』

「そんな真顔で……。もうめちゃくちゃ痛かったのに、疑問すら抱いてくれないのは予想外や……」

『次からは自分で治してよ。安全な場所に隠れて治療するんだ』

「全身ポッキリ逝ってた状態でどう治療せいってちゅうねん……」

連続で襲い掛かってきた内側からの痛みだけでなく、互いの認識がすれ違ってるせいで涙が出てきたけど、確かにさっきと違って手足が少しだけどちゃんと動けるようになっているから、応急処置は成功したのだろう。でも途中で一回ミスってるけど……話を蒸し返したら今度はせっかくはめ直した関節を逆に外されそう。
整体術みたいな処置を終えて一息ついたマキナちゃんは“癒しの光”をかけ続け、痛みや疲労を緩和させてくれる。何だかんだで面倒を見てくれる彼女の優しさにどこかサバタ兄ちゃんと似た雰囲気を感じたのはいいとして、今の内にさっき話そうと思った事を話しておこう。

「マキナちゃんは……この戦いが終わったらその後どうするん?」

『なんでそんな事聞くの?』

「ええやん、教えてくれたって。別に隠す事は無いやろ?」

『八神に教える理由が無い。私は闇の書の先代主の娘で、あなたは闇の書の最後の主という意味での関係はあるけど、別に親しい間柄でもないよ』

「ならこれから時間をかけて親しくなればええやん。戦いが終わればたくさん時間が出来る。サバタ兄ちゃんの指名手配の件も何とかして撤回させるってリンディさん達と約束してる。ニダヴェリールの事は……流石に許せないと思うけど、それなら私達で管理局を内側から変えていけばいい。あんな事をしでかした連中に、ちゃんとした法の裁きを与えるんや。なのはちゃんやフェイトちゃん、クロノ君にカリム達も皆きっと協力してくれる。だからマキナちゃんも私達と一緒に……」

『断る。私には私の道がある、管理局の……八神の駒になるつもりは毛頭ないよ。あの日……アクーナが管理局の手で燃やされたあの時、私はもう次元世界の人間は信用できないと心から理解した。八神が
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