032話
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「猫耳って……」
「(ドロシーが付けたら似合いそう………後で頼んでみよう)」
「でも凄い使い手かもよ?」
「だがあのアランさんに限って負けることはないだろう」
と思い思いの言葉を言う一同だが当のアランは顔を青くし戦いたく無さそうにしている。そして誰変わってくれとまで言う始末、それに思わず笑いが起きるがポズンによって交代は却下されてしまいそのままアランが戦う事に。
「おじちゃ〜ん、そっちから行かないならこっちから行くニャ〜ン♪ウェポンARM パラ・クロー!行くニャ〜!」
猫のような身のこなしと俊敏さを見せ付けるような柔らかな動きでアランに接近しつつ黄色に染まって左手で襲い掛かってくるシャトン。それをギリギリのところで見切るように回避して行くアランにギンタ達はやはり余裕を見せるアランは流石だと褒め称えるが何処か様子が可笑しいと感じるジーク、ドロシー、アルヴィス。
「なんかおっさん変じゃないか?妙にうろたえた動きと言うか……」
「ああ。触れられたくないから必死で避けてるって感じだな」
「う〜ん、アランってああいうタイプの女の子苦手なのかしら?」
「ええいもううっとおしい!エアハンマァア!!」
漸く攻撃に打って出たアランは空気を圧縮した爆弾を連続発射しシャトンを攻撃する。シャトンも余りの手数に怯み連続で空気の爆弾を喰らい倒れこむ。が直ぐに起き上がり
「ニャアアアアア!!!痛いニャアアアアア!!」
なんと泣き始めた。大声を上げての号泣、流石のアランも少女を泣かせた事に心を痛めているのかたじろき大量の汗を掻き始めた。明らかに普段のアランからは考えらない挙動。そんな姿を見たスノウはある重大な事を思い出した。
「私思い出した……アランは」
「「「「「「アランはっ?」」」」」」
「猫アレルギーなの!!!」
「「「「「「ええええええ!!!!??」」」」」」
なんとアランがシャトンの攻撃を必死に回避していたり泣き始めた姿を見て顔色を悪くしたりしていたのはアレルギーだと言うのが原因だった。
「ね、猫アレルギー……ってでもおっさんメリロさん持ってるじゃん!」
「そういえばあの娘も猫耳だな」
「わ、私てっきり猫耳っ子大好きなのかとずっと思ってた………プククク……」
強面な顔に似合わず猫アレルギーで猫が大の苦手だと言う事が判明し思わず大笑いしていしまう一堂にアランは憤り思わず怒鳴り散らす。本人曰くメリロはARMだから平気とのこと。
「アラン兎に角エアハンマー連射で行った方がいいぞ!」
「わぁーとるわってこっちくんなぁあああああ!!!!??」
「ニャニャニャー良い事聞いちゃったニャー!待てニャー!!」
「だああああああ!!」
猛スピードで迫ってくるシャトンに全力疾走で逃げ回るア
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