第三十五話 小栗大尉!弱虫ペダルは面白い!!その十
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「最近料亭での会合減ったって聞いてましたけど」
「政治家だけでなくビジネスのお話でも」
「それで赤坂の料亭も大変だったって聞いてましたけれど」
「それが、なんですね」
「悪田部さんは料亭で、ですか」
「会合ですか」
「先生は料亭がお好きです」
これまた実に古典的だ、本当に料亭での会合や商談は減った。幕末の志士達からの伝統であったが。坂本龍馬や高杉晋作も料亭を使っていた。
「そうしたことでお話をされてこそとです」
「政治家ですか」
「そういうことですね」
「はい、例えばそこで邪魔者にエレガントにことを運ぶことをお話する」
ポアしろという意味である。
「そこによさがあると仰っています」
「つまり悪巧みですね」
「密談をする場所に最適なんですね」
「それが料亭」
「そういうことですね」
「そうです、やはり日本政治に料亭は欠かせません」
幕末の志士達は会合の場所に他にいい場所がなく料亭を使っていたのだ。それが長い間伝統として残っていたのだ。
「事務所でお話をしてもです」
「ああ、趣ないですからね」
「事務所とかで話しても」
「作者もそうしたところで政治の話書かないですからね」
「星河の覇皇でも」
いい加減長いにも程があると言われているがまだまだ続く、二〇一五年六月現在で第六十六部だが百部まで続きそうである。
「政治の会合はレストランとかですよね」
「もの食いながら話してばかりですからね」
「料亭とかで話さないと」
「風情がないんですよね」
「はい、事務所では精々コーヒー位です」
お茶等である。
「出るのは」
「お菓子とかは出ますね」
「そうしたものは」
「けれど刺身とかは出なくて」
「何か華がないんですよね」
「料亭での会合はマスコミに批判されてましたけれど」
「独特の味があるんですよね」
尚左翼政党の人物が首相になった場合や自分達マスkミ関係者の料亭の利用については書かれない。批判どころかだ。、これは奇麗な料亭での会合であり与党が使うと汚い会合になってしまうのであろうか。
「だから作者も書いてますけれど」
「レストランとかを舞台にして」
「それで食ってる場面ばかりになってもいますが」
「やっぱり味がありますね」
「そうです、政治に料亭は欠かせません」
物語として書くうえでもだ。
「よい場所です」
「そうですよね、書くにあたって」
「料亭はいいですよ」
「妙に絵になるんですよ」
「スーツのおっさん同士が向かい合って話すのが」
少なくとも作者は好きである。
「それで悪田部さんもですね」
「今は料亭で」
「何かお話されてる」
「そうですね」
「そうです、もう少ししたら戻られます」
その悪田部が、というのだ。
「若しかしたら芸者の方と、かも
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