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魔法少女リリカルなのは strikers〜銀拳の魔導師〜
第六話
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る。逆に、召喚士が恐怖や不安を抱いていると召喚された者はその感情を感じとりその元凶を排除しようとする」
その言葉に私は昔の事を思い出した。フェイトさんに引き取られる前……能力診断テストの一環として施設で一度、フリードを本来の姿で召喚した事がある。その時の私は自分の力や施設に入った自分未来に不安と恐怖を感じていた。今思えば、そのせいでフリードは暴走し施設のあちこちを破壊するはめになったのだろう
「って、なんか説教くさくなっちまったな……悪いな…ルシエ…」
「いえ!ありがとうございます!私、ちゃんと考えてみます!自分の力の使い道!」
「そうか…………頑張れよ!」
そう言って、檜森さんは私の頭を撫でた。ゴツゴツして大きな手……少し怖いけど安心する……そんな手だった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「うわぁぁぁ!?」
キャロの目の前にはガジェットの攻撃で気を失い、アームで外に放り出されたエリオの姿があった
「エリオ君………………エリオくーーん!!」
エリオのあとを追うようにキャロもリニアレールから飛び降りた
〜リニアレール付近・上空〜
〈ライトニング4飛び降り!!マスター!あのお二方ではこの高度でのリカバリーは……〉
「いや……あれでいい」
〈?……!そうか、あの位置なら!〉
駿樹の言葉にヴァリーが反応する
「あぁ、発生源から離れればAMFも弱くなる………使えるぞ、フルパフォーマンスの魔法が!」
〜リニアレール付近〜
キャロは落ちていく最中必死にエリオに向かって手を伸ばす
(私の……私の力の使い道…………守りたい……私に優しくしてくれた人を……私に笑いかけてくれる人達を……自分の"力"で……守りたい!)
キャロはエリオの手を掴み、ケリュケイオンで浮遊魔法を起動させる
「フリード……不自由な思いさせててごめん……私ちゃんと制御するから……行くよ!竜魂召喚!」
直後、二人と一匹の回りを眩い桃色の魔力光が覆った
「蒼穹を走る白き閃光、我が翼となり、天を駆けよ。来よ、我が竜フリードリヒ……竜魂召喚!」
キャロが詠唱を終えると、魔力光の中から巨大な白い飛竜が姿を現した
〜リニアレール付近・上空〜
「あれが……フリードの本来の姿か…………」
〈もうあのお二人には救援は要りませんね〉
「だな…………此方は引き続き周囲に誰か居ないか捜索しないとな……」
その後、レリックは無事に保護され。機動六課の初任務は無事に幕を閉じた
〜???〜
薄暗い部屋で白衣の男がいくつものモニターを眺めている。モニターには機動六課のメンバ
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