暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは strikers〜銀拳の魔導師〜
第六話
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。9…8…7…6…5〉

「我が求めるは、裁く物、滅する物。言の葉に答えよ、鋼鉄の貫槍」

敵に位置がばれぬように詠唱を始める

〈4…3…2…1…今です!〉

「錬鉄召喚!アルケミックスピア!」

地面に展開された魔法陣からいくつもの槍が飛び出し、真上にいるガジェットを貫いていった

〈今の攻撃で、大型一機、通常型五機の破壊を確認〉

「このまま一気に攻める。」

〈了解、オプティックハイド解除……クロウリッパー展開〉

オプティックハイドを解除し、俺の指先から十数センチ程の魔力刃が形成される

〈ソニックムーヴ〉 

ソニックムーヴによる高速移動で瞬時に敵の懐に入り込む

「ウオラァ!!ハァッ!!」

右手のリッパーでガジェット三機を引き裂き間髪いれづに左手のリッパーで正面にいたもう一機を貫いた。これで残りは大型が二機、通常型が四機となった。その残りのガジェットが俺に向かって一斉にビームで応戦。俺はそのビームを飛んで回避した。狙いが甘く、速度も遅いため避けるのは安易だ

〈クロウブーメラン〉

上空から真下にいるガジェットに向けて両手の魔力刃を打ち出す。魔力刃はガジェットを切り裂いた後、俺の元に戻ってきた。今ので残りは大型が二機だけになった

「これで……終いだ!」

〈ブリッツクロウ〉

地面に着地すると同時に二機のガジェットを電気を帯びた魔力刃で切り裂き、直後にガジェットは爆散。これで陸からの増援はすべて片付けた

「リミッターで威力が落ちてる割には何とかなるもんだな……」

〈ですが、油断は禁物です。周囲に伏兵が居ないか確認した後にリニアレールの方へ向かいましょう〉

「わかった……」

彼奴ら…………上手くやってるといいんだが……



〜リニアレール・八両目〜

リニアレールの七両目……重要貨物室に保管されているレリックを確保するために、ライトニングとスターズはそれぞれ前と後の両方向からガジェットを撃墜しながら向かっていた。道中、後方から進行していたライトニングの二人は八両目で大型ガジェットに行く手を阻まれた

「フリード!ブラストフレア!」

「キュクウゥ!」

「ファイア!」

キャロが先手として放ったフリードの炎はガジェットのアームに弾かれ崖に当たる

「うりゃあぁぁ!」

続けてエリオが攻撃をしかける。ストラーダの先端に魔力を込めて切りかかるが……

「くっ……硬っ……」

虚しくもその刃はガジェットには通らなかった。そして、ガジェットからAMFが展開され二人の形成していた魔力が分解されてしまった

「AMF!?」

「こんな遠くまで……」

ガジェットの二本のアームを何とか抑え込んでるエリオ…
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