Another8 後継者
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。何か事情があるのだと思って黙っていましたけど…」
エックス「そう言えば、あの時、ベルセルクチャージを放った後、“師匠直伝の技”と言っていたな。もしかしたら…後継機か何かだろうか?」
アリア「まあまあ、今言えることはマッシモ君は私達の仲間ってことだよ。マッシモ君の正体が何であれ…ね」
エックス「そうですね」
一方、エックス達の話題となっていたマッシモは扉のロックが開くまでの間、最下層の独房にいる彼の元に来ていたのだが…。
マッシモ「あ…ああ…」
目の前に映る現実を直視出来ず、思わず後退するマッシモ。
「お前か…」
マッシモ「マッシモ師匠!!何てことだ…何て…」
あの強く気高い師が四肢をもがれ、死にかけの状態で磔にされていた。
「奴らの協力を拒み続けていたら…このザマだ。アーマーをお前に託しておいてよかった…」
マッシモ「違う!!俺はあなたみたいに強くない!!このアーマーを身に纏う資格があるのは…“鋼鉄のマッシモ”を名乗る資格があるのは…あなただけだ!!俺は…“マッシモ”にはなれない…っ!!」
「お前は…充分に…強い…それに気付いていないだけだ…お前は…マッシモに…それ以上になれる…だから…今は…その…アー、マーを…」
そしてダークルームにてエックスが異変に気付いた。
エックス「最下層の独房にあった反応が消滅した…」
アイリス「………」
アリア「どうか安らかに…だね……」
ナナ「………」
沈痛そうな表情を浮かべるエックス達だが、エックスはサードアーマーの出力を高め、バスターのチャージを開始した。
アイリス「エックス?」
エックス「凄まじいエネルギー反応が近づいてくる…もしかしたら……」
アリア「シルバー・ホーンドのご登場だね」
全員が身構えた直後、ダークルームに大型レプリロイドの巨体が現れた。
ナナ「……っ」
シルバー・ホーンドの姿を見たナナが思わず身体を震わせた。
ホーンド「お前達か…人の庭で好き勝手しているのは…」
エックスは即座にホーンドの情報を引き出す。
あのジャンゴーと同じ、ラグラノ廃墟でカスタマイズされた1体だろう。
エックス「シルバー・ホーンド…あいつもリベリオン幹部か…」
ホーンド「言ったはずだ。余計な真似をしたら捕虜を殺すとな。しかし、捕虜は逃がされたからお前を
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