Another8 後継者
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られて、最下層の独房に入れられたって記録があるわ。でも、リベリオンへの協力を拒み続けて、その5日後に処刑されたって記録されています」
マッシモ「死んだ…?」
愕然となるマッシモにスパイダーが不愉快そうに口を開いた。
スパイダー「はあ?誰だか知らねえが、人違いで殺されたってことか。奴ら酷えことしやがる。」
ナナ「私はここでリベリオンの情報を集めてみます。皆さんはシルバー・ホーンドの撃破をお願いします」
ゼロ「分かった。何かを発見したら通信する。」
ゼロ達がダークルームから去った直後、サードアーマーの出力を限界まで抑えて、フィールドレーダーで警戒をしていた時である。
ナナ「すみません、我が儘を言ってしまって…」
エックス「…何がだい?」
フィールドレーダーで辺りの警戒をしつつ、ナナの声に耳を傾けた。
ナナ「私、本当に許せなかったんです。私の目の前で、仲間を殺したシルバー・ホーンドのことが…」
アイリス「ナナさん…」
ナナ「囚われてから、あなた達に救われるまでのことを…私は決してあの日々を忘れられない…許せない。」
アリア「うんうん、シルバー・ホーンドは私達女の敵だってことだよ。エックス君。シルバー・ホーンドと戦うことになったらクロスチャージショットをお見舞いしてやりなよ」
エックス「勿論です。俺も許せないですから…罪のないレプリロイドを自分達の欲を満足させるために殺すシルバー・ホーンドを…ナナ、安心してくれ。何があっても君は俺達が守る。守ってみせる。君はゼロ達のサポートを頼む。」
ナナ「はい!!」
端末を操作し、ナナは最下層を目指しているゼロ達のサポートをする。
エックス「……ん?」
アイリス「どうしたの?」
エックス「最下層の…多分、ナナの言っていた最下層の独房だろう。そこから微弱な反応がある…死にかけだな……」
痛ましげに表情を歪ませるエックスとアイリス。
この2人は特に心優しい性格のために、自分のことのように感じてしまう。
アリア「もしかしてそれって、マッシモ君と勘違いされたレプリロイドじゃないの?」
エックス「恐らくは」
ナナ「あの…マッシモさんのことなんですけど…」
スパイダーからの通信を受けて、扉のロックを解除するために端末を操作していたナナが口を開く。
エックス「え?」
アイリス「どういうことなんですか?」
ナナ「あの方、本物の鋼鉄のマッシモではないかもしれません。データベースにあった。マッシモさんの記録とはちょっと違うのです
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