暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第27話 =まさかの元カレ!?=
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がこいつだ。それだけで俺の怒りは爆発寸前。もともと沸点低いし何よりそんな嫌なことされたのが自分の幼馴染、黙っておけるはずがない。こいといわれたのでそれについていき外に出る。すると挑発に乗った相手好例なのかデュエルが申し込まれた。
えっと…名前が…「マルベリー」?女みたいな名前と思ったのは俺だけじゃないはず。

「…リズ、もう一本できたか?」

「そんなに傷ついてなかったから簡単だったわ…」

もう終わらしたのかトレード欄で俺にキャリバーンを渡す。なんでオータムリリィを使わないのかというと、ただ単にリズの剣でこいつに触れたくない、って理由しかない。それでもう片方を使うっていうのもおかしいけど。

「さて…覚悟は出来てるんだろうな」

「覚悟?なんの?」

Yesを押し、キャリバーンをオブジェクト化、それを定位置に…キリトみたいな感じで装備する。ちょっとアレかっこいいな〜なんて思ってこいつはここって決めたけど…まだ腰の方が体の回転に抜刀威力がプラスされるから威力的には微妙だな。
抜刀の威力がないのなら先に抜いておく。銀の刀身が光を反射、さらに柄の上の方についている紅い結晶も同じく光を反射する。

さて、デュエルでは手、抜きたくないし俺の怒りとかぶつけたいから集中だ。最近できるようになったけど周りの声も俺の耳に入らせずカット、目の前のヤツ以外、視界にも入れない。言葉だって最後に答えたのが最後。もう言葉は交わさないつもり。

「負ける覚悟…だよ!」

どうやらすでに時間が経っていたらしく相手が飛び込んでくる。俺の記憶だと確かこいつ剣道部だっけか。
武器も俺と同じ大剣だがそれを剣道の竹刀みたいに構え跳んでくる。構えとか剣道やってないから知らないけど。
相手もソードスキルはPvPでは無駄と分かっているらしく、使わずただの振り下ろし攻撃を仕掛けてきた。それを左手に持ったキャリバーンで受け止める。
…うん、パワーないな。ちょっと手首をひねりその剣を外側へ弾く。

「悪いけど…遅いわ」

武器を振る速さは敏捷値の次に筋力値が求められる。さすがにアスナやキリトみたいな敏捷あげてる剣士には俺は勝てないがそこそこ速いって自分でも思っている。
なので左を頭上に上げ隙だらけの相手の体に振り下ろす。まだまだ攻撃したいのでいわゆる弱攻撃だ。
さらにそこから振り上げる。といっても、これも弱攻撃。相手も少しはなれて様子を見ようとするが…もう決めよう…
足に力をいれそこから水平に跳び、わざと相手の武器に俺の武器で攻撃する。キリトがこの前やっていた武器破壊をやってみようとしたのだ。運のいいことにその直後耳をつんざくような金属音が響いた。

「…お?出来た?」

「なっ!?」

そりゃ驚くだろうな、自分の武器が破壊されるなんて。
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