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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
六話〜決意
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からの念話。
(大丈夫だ。俺らは手出し無用だぜ)
奴の言葉の意味はすぐ分かった。なぜなら………
強い決意をした顔をしたキャロがエリオを助けに飛び降りたからだ。
side スバル
「リボルバー………シュート!!!」
ガジェットを叩き壊し、その勢いで列車の上に出る。が、
「うわわわわ!」
[Wing road.]
マッハキャリバーが助けてくれた。
「お前って……実はすごいやつ?リボルバーシュートの出力調整にウイングロードまで……」
[私は貴女をより速く走らせるために生まれましたから]
なんか言い方が引っ掛かる………
「マッハキャリバーはAIだけど、心があるんだよね?だったら訂正。お前は、私と一緒に走るために生まれてきたんだよ」
[同じ意味では?]
「全然違うの」
[そうですか、考えておきます]
考えておく、か。まずまずの回答だけど、及第点かな。
さあ、レリック探しを進めよう!
side ティアナ
「クロスミラージュ、アンタホントに優秀ね。弾体生成までやってくれちゃうし」
[不要でしたか?]
「頼ってばっかじゃ自分のためにならないから私的にはだめなんだけど、実戦では助かるよ。」
[Thank you.]
さて、レリックも近いみたいだし、気を引き締めていかないとね。
side エリオ
新型ガジェットに遭遇。
「キャロ、僕が行くよ」
「エリオ君……」
「大丈夫。まかせて!」
今まで教えてもらったこと。それを生かして、勝つ!
「ストラーダ!」
ランスさんは言っていた。『槍において一番速い攻撃は突きだ。だから……』
「先端だけに魔力を込めて………突く!」
しかし、
「そんな……」
すぐにAMFでかき消され、装甲を破壊できない。機械相手にフェイントはいらない。すぐ下がって体勢を……
そう思った時にはガジェットのアームに足を取られていた。
「くそっ………」
そのまま放り投げられる。僕はそのまま谷へ落ちて行った。
side キャロ
エリオ君が戦ってる。だけど私は…………
力の暴走は怖い。未だに嫌な思い出だ。でも……
フェイトさんに引き取ってもらったあの日。私は知った。
してはいけないこと。いてはいけない場所。それだけだった私の世界に『自分のしたいこと』を。
そんな時、ガジェットに投げられたエリオ君が落ちて行った。私は………
(どうするんだ?隊長たちはスターズの方にいる。俺たちも距離があるから間に合わねえ。エリオの近くにい
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