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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
六話〜決意
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う」
「エリオ君……」


エリオのおかげで落ち着いたみたい。


「ライトニング3、エリオ・モンディアル」
「ライトニング4、キャロ・ル・ルシエとフリードリヒ」
「「行きます!」」


二人も無事降下完了。


「それじゃ、私も出るね」
「はい、お気をつけて」
「スターズ1、高町なのは。行きます!」


そうして私も降下した。


side 士郎


「全く、有象無象が。よく湧くものだな」


現在私は剣主体でガジェットを迎撃している。
最初は弓で迎撃しようとしていたのだが、AMFにより魔力消費量が普段よりも多い。
加えて、聖王教会本部での勝利すべき黄金の剣(カリバーン)の投影。
魔力節約のために剣で迎撃している、というわけだ。しかし……


一人では捌き切れんな。あれだけ時間をかけてこれだけか。


ちなみに、彼は5分で30体のガジェットを破壊している。一切の魔法を使用せずに。そんな彼に念話が入る。


(おいアーチャー。そこの固まってるやつら吹っ飛ばすからどきな)
(ランサーか。では私はあちらの奴を対処する。こちらは任せるぞ)
(へいへい)


「いくぜ、ブランチ!」
[Light javelin.]


彼の放った槍は亜音速で飛翔し、進行方向にいたガジェットを殲滅した。
しかし、士郎には彼のデバイスに刻まれた文字が見えていた。鷹の目は伊達ではないのだ。


『強化』のルーンがデバイスに施されていたのである。


(貴様、あの威力はルーンによる強化か。魔術がばれたらどうするつもりだ?)
(ばれるわきゃねえだろうよ。槍自体の強度の強化だ。見破れるはずがねぇ)
(だといいがな………。というか貴様いつの間にオリジナル魔法など習得した?)
(ぶっつけ本番だよ。イメージはできてたからな)



こちらもさっさと殲滅し列車のサポートに回らなければな。
だとすると………アレを使ってみるか。



「ワーカー。カートリッジロード」
[Load cartridge.]


これは………すごいな。これならば!


「いくぞ、ボウフォーム!」
[Form change.Bow form.]
「遊びは、終わりだ。行くぞ!」


10発の矢を同時に放つ。その矢はガジェットを貫通、さらに複数のガジェットを破壊していた。少なくとも50体はやっただろう。これで全滅か。
ロングアーチへ通信を入れる。


「こちらスターズ5。私の周囲3kmのガジェットは殲滅した」
「スターズ5、了解。ライトニング5、制圧完了。制空権獲得です!」

列車の方へ援護に行こうとした時、列車から落下するエリオの姿が。
そして、ランサー
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