暁 〜小説投稿サイト〜
オズのポリクローム
第八幕その六
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「とてもいいことだよ」
「その通りだよね、言われてみれば」
「そう、それとね」
「それと?」
「腹ペコタイガーって虎だけれど」
 それでもというのです。
「何でも食べるよね」
「今食べているサンドイッチとか?」
「うん、臆病ライオンもだけれどね」
 彼もというのです。
「何でも食べるよね」
「お野菜でもね」
「果物でもね」
「うん、確かにお肉がメインだけれど」
「外の世界の虎と同じで」
「僕はお野菜も果物もお菓子も食べるよ」
 腹ペコタイガーはジョージに確かな声で答えました。
「オートミールは大好物の一つだよ」
「僕もオートミール好きだよ」
 臆病ライオンも言います。
「朝なんか最高だよね」
「そうそう、朝のオートミールは格別だよ」
「外の世界ではライオンや虎はオートミール食べないんだ」
「お肉ばかりだね」
 ジョージは二匹に答えました。
「そういえば」
「そうなんだ」
「外ではそうなんだね」
「キャットフードは食べるかな」
 ジョージは二匹がネコ科の動物であることからこう思いました。
「どうかな」
「ああ、キャットフードね」
「結構食べるよ」
 二匹はキャットフードについても答えました。
「おやつにもね」
「結構食べるよ」
「ふうん、そうなんだ」
「そのまま食べることもあるし」
「上にミルクをかけてもらって食べることもあるよ」
 そうしたケースもあるというのです。
「猫缶もいいね」
「僕達にしてみれば量が少ないけれどね」
「猫缶も食べるんだ」
「エリカと一緒にね」
「食べたりするよ」
 オズの世界にドロシー達と一緒に来た猫です。
「ガラスの猫は何も食べないけれどね」
「あの猫は食べるからね」
「あとお魚も食べるね」
「鮪とかね」
「とにかく何でも食べるんだ」
 ジョージは二匹のお話を聞いてこう思いました。
「君達は」
「要するにそうなるかな」
「実際にサンドイッチ食べてるしね」
「そこでお野菜も果物も食べるし」
「そう思ってくれてもいいよ」
「そうなんだね、じゃあお魚を出しても」 
 そのお魚のお料理について思うジョージでした。
「いいのなら」
「うん、何かな」
「どうかしたのかな」
「鯉いいかな」
 ジョージはホットドッグを食べつつ言いました。細長いパンの間にソーセージとマスタードで味付けされたキャベツとケチャップが入っています。
 その全ての味を楽しみつつです、このお魚について言ったのです。
「あれもね」
「ああ、鯉美味しいよね」
 神宝が鯉と聞いて反応しました。
「あのお魚もね」
「うん、僕も日本で食べたけれど」
「美味しかったんだね」
「お刺身も煮ても。あと揚げても」
「そうそう、鯉はとても美味しいんだよ」
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ