Another7 鋼鉄のマッシモ
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ソニア[わ、わ、わ〜!!!!]
「侵入者発見!!侵入者発見!!」
先に進んで見つかってしまいプレオンチェイサーに追いかけられている。
ソニア[あ!!?か、壁…どうしよう…]
[侵入者排除!!]
ソニア[こ、来ないでよ!!]
頭を庇いながら縮こまった瞬間であった。
「でりゃああああ!!」
「!!?」
プレオンチェイサーが背後の緑のアーマーを纏った大柄の青年が手に持ったビームランサーで横一文字に両断した。
[あ…]
「ふう…ふう…良かった、間に合って。大丈夫か?」
ソニア[あ、ありがとう]
優しげな口調で言う青年に安心し、礼を言う。
「いや、俺が見つけたのは本当に偶然だったんだよ」
青年がソニアを見つけたのは本当に偶然だった。
ある人物を助けに来たのはいいのだが、慣れない場所で右も左も分からない状況で途方に暮れていたところを偶然プレオンチェイサーに追いかけられていたソニアを発見したのだ。
ソニア[私、ソニア!!あなたは?]
「俺?俺は…マッシモだ!!鋼鉄のマッシモと呼んでくれ!!いや、マッシモでいい…かな?」
ソニア[私に聞かれても…うん、マッシモね。ありがとうマッシモ。ねえ、マッシモは何しにここに来たの?]
マッシモ「ここに…俺の知り合いが囚われているんだ。だから助けに来たんだ。と言ってもどうやって先に進めばいいのか分からないから全く成果は出てないんだけど…」
ソニア[もしかして、リベリオンと敵対してる?]
マッシモ「勿論だ。俺の知り合いを捕らえたのはリベリオンだ。そんな奴らに従う理由はない(怖いのもあるけど)」
ソニア[そっか…ならお父さん達と一緒に戦ってよ!!]
マッシモ「お父さん?」
エックス「ソニア!!」
騒動を聞きつけたエックス達が駆け寄った。
マッシモ「あれが君の父親かい?」
ソニア[そうだよ!!]
ゼロ「何をしてるんだお前は?」
ソニア[ごめんなさい、プレオンに追い掛けられて、マッシモが助けてくれたの]
エックス「マッシモ?」
エックス達の視線がマッシモに集中する。
集中する視線に思わずたじろぐマッシモ。
スパイダー「マッシモって、ギガンティスの勇者マッシモか?」
ゼロ「(ただ者ではなさそうだが、何だこの臆病そうな態度は?)」
優れた戦士の勘でマッシモの実力を見抜くゼロ。
確かに実力は勇者と呼ばれるに相応しいかもしれないが、この臆病そうな態度はなんだろう。
アリア「マッシモ君は何でここにいるのかな〜?」
マッシモ「え?あ、ああ、決まっているだろうここに囚われている知り合いと仲間を助けるため
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ