031話
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んの間でラインを繋いで魔力を供給すればなんとかなるよきっと!」
確かにそれならばなんとかなるかもしれない。現在ドロシーの魔力はなんとA、メルの中ではトップの魔力を有している。そんな彼女と共に魔力を供給出来ればファヴニールを十分に呼び出し続ける魔力は確保できる。だが問題がある。
「どうやってラインを繋ぐんだ……?」
「それは簡単だよ……私の言う通りにしてね」
「えっドロs」
言うよりも早くドロシーはジークの口を塞いだ。恍惚に微笑む彼女の表情で視界が埋められ、唇を甘い香りの優しい感触で覆った。ジンと一瞬頭の芯が痺れるような感覚がし意識が真っ白になっていく。
「むちゅ、はぁ、んんぅ……」
「っ!!?むう!!ぷはぁ………」
「いきなりごめんね、でも勘違いしないでね?私は、本当にあなたのことを愛してるからこうするの」
「ド、ドロシー……」
この後の事は、ジークは良く覚えていなかった。だが蕩けるような甘い感触と暖かい魔力が身体の中に満ちるのを感じドロシーに深く感謝すると同時に恥ずかしさで顔を覆うのであった。
後に門から出てきた二人をギンタ達が出迎えたがジークは顔を赤くしながら背け、ドロシーは妙に艶っぽく輝いている笑顔をしている為首をかしげた者が多かった。中には何があったのかを察しジークの肩を優しく叩いていた。
「フフフッとっても良かったよジーくん♪」
「もう………殺してくれ………」
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