第八話 勇気とは(後編)
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あと少し!」
「一気にきめるわよ!」
だが-------
ヒュンッ!
「はっ!?速い!?」
ダークネスの動きが突然急激に加速した。
「おいおい!ここまで来て、冗談じゃねぇぞ!?」
ヒュッ!
「くそっ!」
突然俺の前に移動してきたダークネス。だが俺にキリトの様な反応速度は無いので咄嗟の防御体制
しか取れなかった。
バキィッ!
「ぐあっ!」
俺は蹴りで吹き飛ばされ愛武器、"裂雷"も破壊された。既に予備の方も破壊されたのでもう俺は丸腰だ。
だが--------
「今、俺にできること????だよな!」
俺は用意したアイテム-----鋼鉄ワイヤー付きナイフを取り出した。このアイテムはナイフに鋼鉄ワイヤーを
結び着けただけだが、このワイヤーは耐久値が無限。つまり一度何かに突き刺されば、だれにも切断できない最強のワイヤートラップとなる!
今回のボスが人型だということを受けて用意したが、今まで完全にわすれていた。
「さぁ????来いよ!」
俺はワイヤーの両側に付いたナイフを自分の左右の壁に投げると後ろに全力疾走した。
そしてヤツがワイヤーに足をかけた瞬間-------
ズシィィィィィィン
見事にスッ転んだ。
メリーは「計画通り」って顔をしてるがキリトとヒースクリフは呆然としてる。
「いまだ!決めろ!」
「はいはい!」
「りょ、了解!」
俺の声に応じキリトは四連撃、"バーチカル?スクエア"、ヒースクリフは見たことない突進ソードスキル。
メリーは刀上位五連撃ソードスキル"落撃"。
そして俺は"エンプレイサー"を放った。
「行っけええええええええええッ!」
ザシュッ!
ボス、『ザ?ダークネス』のHPは完全に削り取られクリアの文字が表示された。
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「あ"あ〜疲れた疲れた。もう動けねぇ。」
「今回はいい動きだったわよ。これからもあの調子で。」
「メリーが誉めてくれた????(泣)」
「調子にのるなバカ」
「ちょww」
「ハハハハ???」
キリトも苦笑している。
ヒースクリフはというと????
「それでは私は第二十六層をアクティベートしてこよう。」
「あぁ。たのむよ。俺らはもう動けんから。」
HPをグリーンゾーンに保ったまま確かな足取りで次の層への階段を上っていった。
流
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