暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜脇役(?)の異世界日誌〜
第八話 勇気とは(後編)
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
当たり前。あんたはそんなことも分かんないの?」

 「だけど???」

 「最後にこれは言っとく???不貞腐れてないで今、自分に何ができるか、何をするべきか、良く考えなさい。」

 「?????」

 喋るだけ喋って行っちまった????。
 ???アイツの言ったことは????正しい、だろうな。俺も心の奥ではそう分かっていた。


 いつか誰かが言っていた????。勇気とは誰でも最初から持っているものだ。
 そしてその勇気を実行に移すのが覚悟だと???。

 何か動作を起こすとき、そこには大小あれど勇気が伴う。どんな小さいことでも、日常的なことでも
 そこには必ず勇気がある。できるか、できないかはその人の覚悟の大小に掛かっている。

 実際にはできるか、できないかではなく「やるのか、やらないのか」の問題なのだ。

 先程のメリーの言葉を思い出す。

 『-------死んだ人の無念はどうなるのよ?』

 『-----------自分に何ができるか、何をするべきか、良く考えなさい。』

 「今、俺にできること????」

 そしてすべきことは???


 あの野郎を倒すことッ!

 




 ------------------------------------------------------------------------------------------------------

 俺が戦線復帰してから五分がたつ。

 「ちっ!」

 俺たちはHP残り一本の敵相手に攻めあぐねていた。なんと奴は残り一本になってから防御力が上がり更に
 旋棍を装備したのだ。旋棍を装備している俺やいつも近くで見ているメリーはともかく、スキル
 自体始めてみるキリトやヒースクリフにはキツイかも、とおもったが------

 「うおおおおおおお!」

 「ふんっ!」

 ----どうやら杞憂だったようだ。

 キリトは持ち前の反応速度で、ヒースクリフは驚くべき防御力でその連撃を凌いでいた。

 ????いやちょっとまてあの武器破壊効果どこいった?先刻と同じならもうとっくに壊れてもおかしくないのだが-----
 ??????今は後だ後。攻撃に集中だ。
 
 「ハッ!」
  ドシュッ!
 「オラッ!」
  メキッ!

 ヒースクリフが攻撃をガードしたのと同時に彼の肩を踏み台に俺とメリーがジャンプ。
 軽業スキルの補正もあり、楽々ヤツの弱点、首まで到達。
 俺は右ストレートこと単発ソードスキル"閃"。メリーは居合いソードスキル"辻風"を命中させた。
 
 『グアアアアアアア!』

 ヤツがこの戦い初めての悲鳴を上げる。

 「よっしゃ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ