死亡フラグ貰いました。
7話:建てたフラグはフッケバイン。見つけたものは生きる意味
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す。僕達はダレン君、君を歓迎します」
そ う言って、俺に手を差し出してくる。この手を取って、仲間になれと言いたいのだろう。
だから、俺はその手を…………
取るしかなかった。
もとより、エクリプス感染者はろくな人生を遅れない。それは身をもって体験した。マリを殺したということで。
俺にはもう、失うものはない。そんなものは全て自分の手で殺してしまった。そして俺は前から思っていたが、この世界で“エクリプスウィルス”というものを造りだしたヤツを許せなかった。本の中のことに怒ることなど、おかしいかもしれないがそれでもだ。
そして、俺はこのウイルスを俺に感染させたアイツに抗いたいと思った。もしかしたら、俺のこの過ちを見て楽しんでるのかもしれないし、もしかしたら見ていないのかもしれない。だが、このまま死ぬことなど俺自身が許せない。マリを殺したのは俺だが、そもそも“エクリプスウィルス”がなければこんなことにはならなかったのかもしれない。
責任転嫁かもしれない。おかしいと思うなら笑えばいい。だけど俺はこの思いを胸にこの世界で生きていく。
そうして、俺は“フッケバイン一家”に入った。犯罪、人殺しにはなれると言っていたが、その通りだった。慣れなければやっていけない。文字通り、俺は人間を喰らう獣となった。
色んなことがあって、3か月後。俺はその時には、管理局員、民間人、犯罪者含めて26人の人間を殺した。
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