VRMMOに興味があるかと聞かれたら、あると答えたくなった
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とをしてやるからなっ!」
「ちょ、ならまず俺の話をっ!」
「大丈夫、みなまで言うな。 綾羽のことは何よりも私はわかっているからな」
「それならまずは俺の話を聞いてくれぇぇぇ!!」
まるで子供のような表情をしながら俺の部屋を出ていく母さん。結局俺の言葉が届くことはなく、俺はただ母さんの背中を溜息をつきながら見つめていることしか出来なかった。
俺、粕谷綾羽は毎度のことながら思う。 たぶんこれから先は面倒臭いことに巻き込まれるに違いない……と。
☆
とある掲示板での会話。
天才の息子『また母親に火をつけてしまった』
トレジャーハンター『大変だね、相変わらず』
メイドアイドル志望『あはは、いつも楽しそうでなによりだよ』
天才の息子『いつもの俺の話を聞いていて、そう思っているならいい眼科を教えてやるよ』
メイドアイドル志望『じ、冗談っ、冗談だよ』
天才の息子『まったく、冗談でもそういうこと言うなよな』
トレジャーハンター『でも賑やかそうでいいね』
メイドアイドル志望『あ、それは確かにそんな感じするよね』
天才の息子『確かに一度や二度なら賑やかで済むかもしれないけどな、生まれてからずっととか……泣きたくなるぞ』
トレジャーハンター『そんなものなの?』
メイドアイドル志望『なんとなくわかるかも……』
天才の息子『わかってるくれるのか、メイドっ!』
メイドアイドル志望『境遇は全然違うんだけどね』
トレジャーハンター『そっかぁ、二人とも色々と大変なんだね』
天才の息子『トレジャーはなんかないのか? 話題とか』
トレジャーハンター『トレジャーハンターだよっ! トレジャーハンター!』
天才の息子『だってトレジャーハンターとかなげぇじゃん』
メイドアイドル志望『私もメイド、だったしね』
天才の息子『だってメイドなんだろ?』
メイドアイドル志望『一応メイド喫茶でアルバイトはしてるけど……』
トレジャーハンター『してるの!?』
天才の息子『リアルで会うことがあったらご主人様と呼んでくれ』
メイドアイドル志望『ご、ご主人様?』
レインボー博士『気持ち悪いわよ、あんた』
天才の息子『いきなり入ってきて気持ち悪いとはなんだ』
レインボー博士『事実じゃない』
天才の息子『うるさいレインボー』
レインボー博士『レインボーだけで呼ぶんじゃないわよっ! なんか変な人みたいじゃない』
天才の息子『自分のことを博士とか言ってる時点で変人だろ』
レインボー博士『なんですってぇ!』
メ
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