第四章 原作開始まで・・・
第八話 誤解
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「えっ!?ジオダイン!?
・・・このキャラクター、ジオダインがボタンで出せるの?」
「ジゴダインの方が好きだけどね。
国近ちゃん、そのキャラクターはコマンドで出せるよ。
異常状態も出来るから便利」
こうしてゲームの情報は共有しよう♪
独占したらダメだぞ?
みんなでゲーム人口増やそうぜ♪
「お、やってんな?
はい、これ頼まれてたゲーム」
出水だ。
何何、国近ちゃんに頼まれてたゲーム?
・・・薄桜鬼!!
んー、金色のコルダ派だからな〜
うたプリはダメ。
「ありがとう〜」
「そういや〜太刀川さんが変なこと言ってたな。」
変なこと?なに、なんか太刀川さんやらかした?
弱みかな。弱みかな。
「私、見てくるね!!」
「うん、またね〜」
また来るぜ、お嬢ちゃん。
美人には目がないので。
〜〜〜〜
なんだか本部が騒がしい。
コソコソ話というか、噂話というか。
何か起きたらしい。
ちょーきになる。
「あ、きくっちー」
「それ、やめて。何度言えばわかるの。
バカなんだね、やっぱり」
「菊地原、太刀川さん見なかった?」
「・・・無視ね。
太刀川さんなら何やら呟きながら歩いてたよ。あっち」
うん、ありがとう。
ヤバイ話とやらを聞きに行きたいから。
あれ、菊地原、その手は?
「話があるんだけど。」
「ん、どうした?」
「屋上行かない?」
「ここで言いなよ?面倒くさいし。」
さあ言いなさい。
私、太刀川さんに用があるんだから。
「・・・付き合って」
まさか・・・とうとう・・・
覚悟はしていたけど。
「歌川に告るのね!!OK!
手伝うわ。安心しなさい!!」
「できないし。なんでそうなるのかな。
バカと言うよりアホ」
意味は同じだよ、菊地原くん。
「好きって意味」
「それを素直にこんな場所で言うか・・・勇者だな
きくっちーヒューヒュー♪」
「まともに聞いて」
聞いてるよ。私はバカじゃないから人の話は聞くよ。
耳は悪いが。
「いいよ、別に。
ただ、金持ちの方が好き。」
「・・・・・・」
菊地原くん、嫌いじゃないよ。
今は様子見みたいな?
違うな〜なんと言うか。
「あぁ!!如月先輩!!」
「あ、あぁ?出水?」
いいところで妨害すんなよ、弾バカ。
菊地原くん、嫌そうな顔してるからな。
いや、出水の方がヤバイ顔だ。
「おれ、ホモ疑惑かけられてる!!」
「へー、よかったね。おめでとう」
「米屋かな、相手は。
いや、三輪もいるか」
「菊地原、如月先輩、まともに話聞いてください!!」
ちっ、聞いてる
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