Another6 セカンドアーマー
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ていた。
3人掛かりでも勝てなかったという事実が、エックスに酷い無力感を味合わせた。
まるで最初のシグマの反乱の時のVAVAとの最初の戦いで味わったそれによく似ていた。
エックス「(ここまでなのか……?)」
エールの魂に応えることも出来ず、イプシロンを倒すことも出来ず、ルインを探すことも出来ず。
エックス「(いや……まだだ!!)」
ルインがこの場にいたら絶対に諦めたりはしないだろう。
今までだって自分より強い者達と戦って来たではないか。
VAVA、シグマ、ルミネと言った強者達と。
エックス「(振り絞るんだ自分の可能性を!!俺の…いや、俺達の力は!!)」
エックスの身に纏われているファーストアーマーが次第に変化していく。
エックス「ライト博士や兄さん達から受け継いだ力は!!こんな物じゃないっ!!ハイパーモード・セカンドアーマー!!!!」
ジャンゴー「ニャイン!!?」
セカンドアーマーを纏ったエックスのエネルギーの余波に弾き飛ばされたジャンゴーは地面に転がる。
スパイダー「ハイパーモードを進化させたのか!!?」
ゼロ「らしいな、セカンドアーマー…あれも懐かしい代物だぜ」
エックスが纏った2番目の強化アーマーであるセカンドアーマー。
ジャンゴー「セカンドアーマー…あの2回目の大戦で使われた骨董品の強化アーマー…そんな骨董品でフォースメタルで強化された俺に勝てる訳がニャい!!」
エックス「どうかな?ライト博士が開発し、アリア博士が完全再現したセカンドアーマーの力を見くびるなよジャンゴー!!」
ジャンゴー「ほざくニャ!!」
電閃ネイルで引き裂こうとするが、エックスは高速で動くジャンゴーを物ともせずにかわしてみせた。
ジャンゴー「ニャにい!!?ならばイナズマキャプチャー!!」
エックス「ダブルチャージショット!!」
既にチャージを終えていたエックスはイナズマキャプチャーのエネルギー反応をセカンドアーマーのエネルギートレイサーでキャッチし、イナズマキャプチャーをダブルチャージショットで粉砕した。
ジャンゴー「馬鹿ニャ!!?イナズマキャプチャーの軌道を見切るとは!!?」
エックス「はあああ…!!トリプルチャージ!!!!」
ブレードを抜き放ち、チャージブレードをジャンゴーに叩き込む。
ジャンゴー「ニャアアアア!!?」
ダブルチャージショットとチャージブレードの連続攻撃。
セカンドアーマーはエネルギートレイサーにより、相手や攻撃の位置を目に頼らずとも完全感知出来るために、攻撃の命中率や回避率が格段に上昇する。
ダブルチャージや例のアレもあるために歴代の強化アーマーの中でも非常に攻撃的な性能の強化アーマーなのだ。
ゼロ「
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