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ロックマンX〜5つの希望〜
Another6 セカンドアーマー
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ていた。
3人掛かりでも勝てなかったという事実が、エックスに酷い無力感を味合わせた。
まるで最初のシグマの反乱の時のVAVAとの最初の戦いで味わったそれによく似ていた。

エックス「(ここまでなのか……?)」

エールの魂に応えることも出来ず、イプシロンを倒すことも出来ず、ルインを探すことも出来ず。

エックス「(いや……まだだ!!)」

ルインがこの場にいたら絶対に諦めたりはしないだろう。
今までだって自分より強い者達と戦って来たではないか。
VAVA、シグマ、ルミネと言った強者達と。

エックス「(振り絞るんだ自分の可能性を!!俺の…いや、俺達の力は!!)」

エックスの身に纏われているファーストアーマーが次第に変化していく。

エックス「ライト博士や兄さん達から受け継いだ力は!!こんな物じゃないっ!!ハイパーモード・セカンドアーマー!!!!」

ジャンゴー「ニャイン!!?」

セカンドアーマーを纏ったエックスのエネルギーの余波に弾き飛ばされたジャンゴーは地面に転がる。

スパイダー「ハイパーモードを進化させたのか!!?」

ゼロ「らしいな、セカンドアーマー…あれも懐かしい代物だぜ」

エックスが纏った2番目の強化アーマーであるセカンドアーマー。

ジャンゴー「セカンドアーマー…あの2回目の大戦で使われた骨董品の強化アーマー…そんな骨董品でフォースメタルで強化された俺に勝てる訳がニャい!!」

エックス「どうかな?ライト博士が開発し、アリア博士が完全再現したセカンドアーマーの力を見くびるなよジャンゴー!!」

ジャンゴー「ほざくニャ!!」

電閃ネイルで引き裂こうとするが、エックスは高速で動くジャンゴーを物ともせずにかわしてみせた。

ジャンゴー「ニャにい!!?ならばイナズマキャプチャー!!」

エックス「ダブルチャージショット!!」

既にチャージを終えていたエックスはイナズマキャプチャーのエネルギー反応をセカンドアーマーのエネルギートレイサーでキャッチし、イナズマキャプチャーをダブルチャージショットで粉砕した。

ジャンゴー「馬鹿ニャ!!?イナズマキャプチャーの軌道を見切るとは!!?」

エックス「はあああ…!!トリプルチャージ!!!!」

ブレードを抜き放ち、チャージブレードをジャンゴーに叩き込む。

ジャンゴー「ニャアアアア!!?」

ダブルチャージショットとチャージブレードの連続攻撃。
セカンドアーマーはエネルギートレイサーにより、相手や攻撃の位置を目に頼らずとも完全感知出来るために、攻撃の命中率や回避率が格段に上昇する。
ダブルチャージや例のアレもあるために歴代の強化アーマーの中でも非常に攻撃的な性能の強化アーマーなのだ。

ゼロ「
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