暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another6 セカンドアーマー
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ジャンゴー「遅いニャ!!」

完全に不意を突いたはずなのに、それすらジャンゴーはかわした。

エックス「なら!!」

スパイラルクラッシュバスターならば避けられないと判断したエックスはバスターのチャージを開始するが。

ジャンゴー「エックス、お前の弱点を教えてやるニャ。お前はバスターの最大火力を発揮するのにチャージに時間が掛かりすぎるのがネックニャ!!」

エックス「がはあ!!?」

ブースターによるスピードを上乗せした体当たりを喰らわせて吹き飛ばす。

スパイダー「トリックスター!!」

ジャンゴー「ニャ!!?消えただと!!」

スパイダー「あんたに見せるのは初めてだな。これが俺のハイパーモード・トリックスターだ。あんたからは俺の姿は一切見えねえ。」

その上、一時的に攻撃力も向上するから一方的に攻撃し放題と言いたいが、エネルギーの消耗が激しいのと持続時間が短いのが欠点だ。」
それに最初のエックスとゼロとの戦いで消耗しているために、普段より持続時間が短い。

エックス「今のうちに…」

スパイダーの考えを察したエックスはスパイラルクラッシュバスターを放つためのエネルギーチャージを開始した。

スパイダー「そらそら、どうしたジャンゴーさんよ?そんなんじゃ当たらないぜ」

カードボムを放ちながら、エックスのエネルギーチャージ完了までの時間を稼ごうとするが、後少しのところでトリックスターが解除されてしまった。

スパイダー「っ!!?トリックスターが…」

ジャンゴー「そこかニャ!!」

電閃ネイルでスパイダーを八つ裂きにしようとした時、ゼロがジャンゴーの腕を掴んで、顔面に強烈な一打を喰らわせ、吹き飛ばした。

ジャンゴー「ニャにい!!?」

ゼロ「今だエックス!!」

エックス「スパイラルクラッシュ…」

ジャンゴー「ニャめるなよ!!ドメガサンダー!!」

ジャンゴーが懐から取り出したドメガサンダーと呼ばれるエレメントボムの雷がエックス達に降り注ぐ。
予想外の攻撃にエックス達は膝をついた。

ジャンゴー「ドメガサンダー。メガサンダーの強化改良型ニャ。最後に俺のとっておきをくれてやろう!!全エネルギー解放!!行くニャーーーッ!!!!」

全身から凄まじい放電現象が起き、勢いよく跳躍。
そして高速回転。
狙いはエックス。

ゼロ「エックス…早く…動け…」

エックス「駄目だ…身体が…」

バインド状態ではないが、ドメガサンダーの雷により、身体が痺れて動けない。

ジャンゴー「喰らうニャーーーッ!!ローリングアサルト!!!!」

高速回転をしながらエックスに急降下するジャンゴー。
エックスは急降下してくるジャンゴーを見つめながら歯噛みし
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