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『曹徳の奮闘記』改訂版
第七十五話
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かんに決まっていろやろッ!!」

「ですが、服は袖口に山形の模様(ダンダラ模様)を白く染め抜いた浅葱色(薄い水色)の羽織を着るよりかはマシだと思いますよ? というか他作品とパクりになりますが?」

「他作品が何かは知らんがマジですみません」

 俺は月に土下座をした。

「というか、長門は服を選ばないの?」

 ロッタが聞いてきた。

「俺が選ぶと迷彩服で陸自ぽくなりそうだからなぁ………」

 戦○自衛隊ならぬ三国志自衛隊だな。

「一応迷彩服は作ってありますが………」

「作ったんかッ!? てかあるんかいッ!!」

 今日はやけに関西弁を使うなぁ。




「わぁ、迷彩服も案外似合ってますよ御主人様」

 陸自の迷彩服(戦闘服装で、88式鉄帽は無し。てかあったら凄い……)を着た俺を見た月が素直な感想を言う。

「………まぁ一応即応予備自衛官だったからな………」

 俺はポツリと呟く。

「戦闘が無い時はさっきの服で、戦闘がある時はこの服でいいんじゃないの?」

「え?」

 ロッタがそんな事を言ってきた。

「それはいいわ。私が服代を払ってあげるわ」

「いやそれは可笑しいだろ蓮華。俺が蓮華に服を買ったのはさっきのお詫びだぞ?」

「お詫びにしては服の量が多いわ」

 さっきの服の他にも何着か蓮華に買ってる。

 だって女の子怒らしたら後が恐いって言うしな。

「それなら半分払ってな。残りは俺が払うから蓮華もそれでいいだろ?」

「えぇ、問題ないわ」

 蓮華は何とか納得してくれた。




「ありがとうございました〜」

 服を買った俺達は店を出て城に戻る。

「とても、似合ってますよ御主人様」

 月がそう言ってくる。

 今、俺は斉○一の警官の服を着ている。

「いやぁほんまにありがとうな月」

「へぅ……」

 へぅポイントが付きました。何やそれ?

「月を変な目で見るんじゃないわよッ!!」

「いやしてないから。こらそこ、ヒソヒソしないッ!!」

 俺はヒソヒソと話をしている蓮華とロッタに文句を言う。

 とまぁ、俺の服は平時は警官の服を、有事は陸自の戦闘服を着る事になった。

 ………何でこうなったんだ………。






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