Another5 魂
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エックス「俺はエックス。政府から派遣された、イレギュラーハンターです」
アル「君がエックス…!そうか…!!」
蒼き英雄エックスの名は、紅の破壊神ゼロ、朱き舞姫ルインと同じ、レプリロイドなら知らない者など存在しない。
アル「それで、レジスタンスは?私の仲間達は?」
エックス「ここまでに囚われていた何名かは救助しましたが、後は襲撃された際に散り散りになったようです。…それと……エールが自分を犠牲に……俺とゼロをここまで導いてくれました…」
アル「エール…彼が…!!?」
アルがエールの死に驚愕した時である。
モニターにジャンゴーの姿が映ったのは。
ジャンゴー『ふん!!アルよ!!リベリオンに協力しようという気はないようだニャ!!』
動物型レプリロイドの特徴の1つでもある独特な話し方をするジャンゴーの見下すような声色にアルはモニターに映るジャンゴーを睨み据えた。
アル「言ったはずだぞ!!例えバラバラに解体されたとしても、ネジの1本までお前達に抵抗するとな!!」
ジャンゴー『いずれ全レプリロイドを平定する我々に逆らうとは、どこまでも愚かな奴らよ!アル、エックス!!ふん、だが、もういい。貴様らと…』
ジャンゴーは一旦言葉を切り、画面の外から何かを引っ張り出した。
それを見たエックスが目を見開いた。
エックス「スパイダー!?どうしてスパイダーがジャンゴーに…?」
ゼロ「奴はリベリオンとの契約を破棄し、ジャンゴーに戦いを挑んだんだろう。エールのためにな」
エックス「ゼロ…どういうことなんだ?」
ゼロ「詳しいことは知らん。だが、恐らくスパイダーとエールは知り合いだったんだろう」
ジャンゴー『ついでにこの薄汚い裏切り者も合わせて、この建物ごと吹っ飛ばしてくれるニャ!!』
アル「まさか、自爆装置をっ!!?」
ジャンゴー『ネジの1本も残さず、消えてなくなるがいいニャ!!』
プツン、と音を立て、モニターの電源が落ちた。
アル「何ということを…っ!!」
エックス「長官!!自爆装置の解除方法は!!?」
エックスの問いで、アルはハッとなる。
目の前にいる伝説のイレギュラーハンター達なら…。
アル「そうだ!!ジャンゴーのいたモニタールームへ行けば、装置を止めることが出来る!!ここから通信でモニタールームへの道順を案内する!!装置を止めてきてくれ!!」
頷いたエックスとゼロは、通ってきた道を駆け戻った。
セントラルタワー内の殆どのリベリオン兵はスパイダーが破壊したらしく、エックスとゼ
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