Another5 魂
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ある程度把握出来たはずだ。
ゼロ「行け、エックス」
エックス「分かった!!」
スパイダー「ん?」
エックスの掌に納まっている球体を見たスパイダーの目が驚愕に見開かれた。
スパイダー「あのIDは…まさか…!!?」
ゼロ「何をぼんやりしている!!」
驚愕しているスパイダーに対してゼロはセイバーで横薙ぎするが、スパイダーはそれを跳躍してかわす。
スパイダー「あのIDはあいつの…あんたは後回しだ。今はエックスを追いかけさせて貰うぜ!!」
ゼロ「やれるものならやってみろイレギュラー!!」
バスターではカウンターカードのバリアで逆にスパイダーのエネルギーにされてしまうために、ゼロは接近戦を挑む。
スパイダー「成る程、バスターが通じないから接近戦を挑むのかい。けど、甘いぜ!!」
ゼロのセイバーの斬撃をかわしながら、カードボムを放つ。
先程なら回避出来なかったが…。
ゼロ「遅過ぎて欠伸が出るな」
スパイダー「何!!?」
カードボムの連射を容易く回避したゼロにスパイダーが目を見開いた。
ゼロ「イレギュラー…いや、スパイダー。お前の実力は大した物だ。並み居るレプリロイドの中でもS級ハンタークラスに相当する桁違いの戦闘力の持ち主。そいつは認めてやろう。だが、お前はあの時ミスを犯した。あの時お前は警報が鳴った時にとどめを刺さずに去った。それにより俺のラーニングシステムでお前の動きなどを完全に把握させてしまった。」
スパイダー「成る程、噂のラーニングシステムか…想像以上に厄介な代物だな…」
ゼロ「だが、お前との戦いで得られた物はそれだけじゃない。俺の新たなハイパーモードを見せてやろう。ハイパーモード・ライズフォーム」
ゼロのアーマーが灰色に変化していく。
スパイダー「おいおい、複数のハイパーモードなんてありかよ…フォーチュンカード…ストレート!!!!」
スパイダーのカードスリットからカードボムが連射されるが、ゼロはその軌道をラーニングシステムで把握するとそれを回避。
加速器を吹かしてスパイダーに肉薄した。
ゼロナックルがスパイダーの顔面に迫るが、スパイダーは顔を逸らしてかわそうとするが、即座にゼロの手がスパイダーの首を掴む。
スパイダー「ぐっ!!?」
ゼロ「このライズフォームはラーニングシステムの解析能力を向上させる形態でな。この形態なら通常よりも敵の行動を迅速に把握出来る。このようにな」
スパイダー「くっ!!」
ゼロの腹部に蹴りを入れ、何とか離れることに成功した。
しかし、まさかラーニングシステムによる強化と、新たなハイパーモードを得ていたことにより両者の実力差はひっくり返されていた。
スパイダー「今更、エックスを追って
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ