Another5 魂
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そしてエックスとゼロの口から聞かされたエールの最期に、レジスタンスのメンバー達が目を見開いていた。
「そうか…エールが…奴はアル長官に拾われて以来、彼を親のように慕っていたからな…エックス、ゼロ。これを持って行ってくれ、アル長官が捕まっているデータバックアップ室の鍵だ」
カードキーをエックスに差し出すレジスタンスメンバー。
「頼む…アル長官を助けてくれ…そして、エールの仇を…」
ゼロ「無論だ」
その言葉にエックスとゼロは力強く頷いた。
亡きエールの魂に応えるためにも必ずアル長官を救うと心に誓う。
ゼロ「エックス、行くぞ」
エックス「ああ」
レジスタンスのメンバーが扱っていた武器を売ってくれたのだが、エックスとゼロの新型アーマーとそれに対応させた武器が高性能過ぎて装備出来ないために、属性を付加させるエレメントチップを3種類売ってくれた。
気のせいかやたらエレメントチップの値段が高かったが。
このチップにより、バスターとセイバー等に属性を持たせることが出来る。
セントラルタワーを占領しているのはリベリオン幹部のワイルド・ジャンゴー。
ジャンゴーは雷属性のレプリロイド。
ここのプレオンには雷属性を持つタイプもいるらしいので炎属性のエレメントチップが非常に役立つ。
エックス「喰らえ!!」
炎属性の超高温ショットとブレードによる攻撃は雷属性を持ったプレオン・スパークには有効で通常よりも早く片付いた。
ゼロ「チェーンロッド!!」
セイバーを勢いよく振るうと、柄の部分から鎖のような槍が発現し、ゼロを囲んでいたプレオン・チェイサー達を瞬く間に両断した。
こうして戦っているうちにエックス達はパネルのある扉を見つけた。
操作する前にIDを使わなければならないらしく、エールのIDを翳そうとした瞬間だった。
エックス「っ!!?」
IDを翳そうとしたエックスの真横の壁に見覚えのあるカードが突き刺さったのは。
スパイダー「大したご活躍だなエックス、ゼロ…おかげで良い稼ぎになりそうだ!!」
ゼロ「貴様は…」
エックス「賞金稼ぎ…!!」
スパイダー「スパイダーって呼んでくれ。あんたらが暴れまくったおかげで今やあんたらの首には法外な賞金がかけられてるんだ。あんたらの首…貰うぜ?」
ゼロ「やってみろ、イレギュラーめ。エックス、こいつは俺に任せて先に行け」
エックス「しかし、ゼロ…こいつは…」
ゼロ「最初の時と違って相手の手の内は大体把握した。それに俺にはあれがあるからな、前のようには行かない」
エックス「あ…」
そうだったゼロにはラーニングシステムがある。
それによってスパイダーのことを
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