BoB決勝戦<クラディールVSシュピーゲル>その二
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結果から言うと、この戦闘の結果は引き分けだった。
「ッ!」
無声の雄叫びを上げシュピーゲルが肉薄する。AGI型と言えばヒットアンドアワェイと言うイメージがあった俺だが、彼との戦いでその認識を改める必要がありそうだ
「らぁっ!」
シュピーゲルが放った技は片手剣突進技<ソニックリープ>。それを外して彼の腰が僅かだが流れる。その隙を逃さず旋回技<サイクロン>。だがシュピーゲルは地を這うように身を屈め回避。
「ぐっ!」
「があっ!」
ついに双方の剣がお互いを掠めた。シュピーゲルは俺のわき腹、俺は彼の肩口を。・・・しかし光剣の威力は恐ろしいな。掠めただけでHPの三、四割が消し飛んだ
「まだだ!」
シュピーゲルは光剣を持った右半身を思い切り引き、前に出た左半身の状態で左手を前に突き出した。俺はこの構えを知っている、SAO世界における絶対の法則の一つ、<一度発動したソードスキルは途中で止められない>を塗り変えたユニークスキル<幻影剣>最上位剣技<ジ・エクステンド>。計二十二連撃
「なら!」
英雄剣二十二連撃技<ハーケンス・バスター>。白と灰の軌跡が錯綜し・・・
俺たちは同時に倒れ伏した。
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