第七幕その十
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「食べよう」
「はい、それじゃあ」
「夜になればですね」
「夜空を見て楽しんで」
「御飯もですね」
「さて、何を食べようかな」
魔法使いは笑顔でお話するのでした、そうしてです。
皆夕方のお空を見ました、赤くなったお空を見てです、皆は今回の旅を心から楽しみながら雷玉を探すのでした。
その夕焼けを見つつです、ジョージはこんなことを言いました。
「じゃあ御飯までに」
「ああ、それまでにだね」
「お風呂に入ってだね」
神宝とカルロスがそのジョージに応えました。
「身体を奇麗にして」
「それでだよね」
「そう、そしてね」
そうしてというのです。
「それからね」
「御飯だね」
「晩御飯を食べればいいね」
「そうしたらどうかな」
「うん、いい考えだね」
魔法使いがジョージの提案に笑顔で応えました。
「では私も入ろう」
「お風呂も楽しむべきですね」
「お風呂はいいものだよ、身体が奇麗になるし」
それにというのです。
「しかも身体があったまってほぐれてね」
「そのこともいいですよね」
「そう、そして気分もリフレッショするからね」
気分転換にもなるからいいというのです。
「とてもいいんだよ」
「確かにお風呂に入りますと」
「そうだね、身体も奇麗になって」
「気分もすっきりするね」
「生まれ変わったみたいに」
「だからいいんだよ、要するに今回はね」
このお空の旅はといいますと。
「ずっとお空にいるからお空を飛びながらの温泉旅行とも思っていいよ」
「何かとても不思議な旅ですね」
「その不思議な旅が出来るのがオズの国なんだよ」
普通ではないそうした旅もというのです。
「不思議な楽しいことばかりの国だから」
「旅もそうなるんですね」
「そういうことだよ、ではいいね」
「はい、じゃあお風呂にも入って」
「そうしてお空も楽しもう」
「わかりました」
こうしてです、皆はまたお風呂に入りました。そうして夜になるといよいよ晩御飯を食べるのでした。そちらの楽しみもありました。
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