Another4 セントラルタワー
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エックス達がギガンティスに来てから数日が過ぎていた。
ゼロ「くっ…」
痛みに顔を顰めながらも起き上がろうとするゼロを制する者がいた。
「待つんだゼロ」
聞き慣れない声にゼロは咄嗟に身構えたが、自分の隣に立つレプリロイドから殺気は感じられなかった。
ゼロ「…何者だ?」
「私はリベリオンに抵抗しているレジスタンスの一員だ。」
ゼロ「レジスタンス…」
リベリオンに抵抗していると言うのなら少なくとも敵ではないだろうと判断したゼロだが、警戒は解いていない。
「君達に何があったのかは知らないが、セントラルタワーの海岸付近で倒れていた君達が見つかった時は驚いた。君達の負っていたダメージは酷い物だった」
ゼロ「もう1人はエックスだな…」
隣のメンテナンスベッドで横になっているエックスを見て、安堵の息を吐いた。
しかし…。
ゼロ「1つ聞く…ルインは…」
ダメージ無しでハイパーモードを発動していた状態でさえダメージを受けていたことを考えると…。
ルインの生存は…。
レジスタンスのメンバーは首を振る。
「残念だが、君とエックス以外のレプリロイドはいなかった。エックスの傍にいるサイバーエルフを除けば」
ゼロ「そうか…それにしても何てザマだ…!!」
歯を軋ませながら悔しそうに呻くゼロ。
シャドウの裏切りにより、形勢逆転され、ルインは行方不明、ゼロとエックスはイプシロンを目の当たりにしながら敵前逃亡。
自らの力に強い誇りを持っていたゼロからすればとんでもない恥だ。
「取り敢えずゼロ。君も今は身体を休めておくんだ。ここならリベリオンは襲ってこない。ルインを探すにしても、まずは傷を癒さなくては」
ゼロ「……そうだな、少し世話になる。(今のままの俺ではイプシロンには勝てん…だが、今は勝てなくても俺はまだまだ強くなる!!女神が言うには俺のハイパーモードもエックス同様進化出来る可能性を秘めているんだ。絶対に奴を上回る力を付けてみせる…!!)」
ゼロはイプシロンを超えるためにハイパーモードを進化させることを決意した。
アリアが言うには、ゼロのハイパーモードは何らかの能力に特化する能力らしい。
アクティブフォームが機動力に特化した形態なら、攻撃や防御に特化した形態も存在するはずだ。
これから発現していくハイパーモードを使いこなせるようになればイプシロンにも勝てるようになるはず、今は力を蓄える時だとゼロは身体を休める。
しばらくして、ようやく傷が癒えたエックスとゼロが部屋を後にした。
ゼロ「世話になったな」
エ
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